さて、前回から続いております「エビちゃんCanCam卒業特集!」

Cancamはヤングギャル(ギャルにも細分化が進んでいるようですがこの際ひとくくりにさせて頂きます候)に大人気の赤文字系ファッション誌(CanCam JJ VIVIなど)でございます。


前回もお話いたしましたが、Cancamがどうしてこれほどまで朝昇竜のごとくトップの座に君臨し続けることができたのか。それはいわずもがなエビちゃんこと蛯原友里の功績に他なりません。



それでも忘れてはならないのは、Cancam編集者が飽きることなく「ヤングな女子が何を求めているのかアンテナ」をはりめぐらせた結果だと私は考えております。そこらへんを生暖かく見守りつつ私なりの考えを述べさせて参ります。


さて、一例として『クリスマス!恋の段階別おねだリスト』について愛情を捧げながらも、辛辣に書かせていただきたく存じます。



この『クリスマス!恋の段階別おねだリスト』という企画には、CanCam編集部と各ファッションブランドの陰謀が見え隠れするのでございます。
その特集内容とは、『彼とつきあっている期間の長短によってプレゼント内容が変わってくる』というものなのでございます。
それでは順を追って検証して参りましょう。

その1
ラブラブカップル(付き合って一年~2年)


まず導入部は、付き合って1~2年目のラブラブカップルでございます。その頃になれば気心も知れ、何でも言い合え、確かにフランクな関係でございましょう。しかしながら

「クリスマスプレゼントはカルティエの最愛・永遠・ピンク(64万円)が欲しいのー」


参考画像↓





と一点の曇りも無い目で彼女に言われた彼は、目ん玉ボーンでございます。64万円ですよ、64万円。64万円と
いえばチロルチョコ50億万百万個買える値段でございます(チロルって10円だよね?とかいうメッセージとか来ても完全に無視・鮮やかにスルーの方向で参りますのであしからず)


しかし、これはまだ序の口。次のフレーズに、私はぎっくり腰どころか、全身の骨が粉砕骨折致しました。


「付き合って1年~2年カップルはラブラブ度、盛り上がりが高い分、高価なジュエリーをおねだりできて、その成功率も高い!」


とCancam編集部は書いてございます。

ここにCancam崇拝女子の脳みその透け具合が露呈されいてるような気が致しますのは私だけでございましょうか。

大体からしてこの「Cancam」の読者層はどのような彼とお付き合いなさっているのでございましょう。

NIGOか。

ホリエモンか。

小室か。

グッドウィルか。(いちいち古臭くて申し訳ございません)


「64万?超OK!マジOK!」


とのたまう男の顔を嘗め回すようにみてみたいものでございます。

そしてあわよくば64万どころか100万の時計をプレゼントしてはくれないでしょうか?私に。


さてCancam誌面にはカルティエの他にブルガリ、シャネル、ディオールなどの高級ジュエリーやら時計を見につけたエビちゃんがにっこり微笑んでいらっしゃいます。

Cancam編集部はどこをリサーチしてのこの諸行なのでしょうか?完全に各ブランドとの裏工作のオイニー(匂い)が隠しきれていないような気が致します。

まぁMICHIKO LONDONなどをエビちゃんが身に着けていたら卒倒致しますけれども(決して名誉毀損ではございません)。



その2
ホヤホヤカップル(付き合って一年未満)



ホヤホヤカップルとは、まだ付き合ってから1年も経たないラブラブアッパラパーなカップルを指します。

この時期には、上記のような「カルティエ」やら「シャネル」やらを、プレゼントに強要することはあまりない模様でございます。

まだ

「私、あなたと一緒にいたいオーラ」

を出しまくっている時期です。

それは将来の「結婚」にという二文字を男に意識させるための「私家庭的なのーアピール」常套手段と考えて差し支えないでしょう。

差し支えあったらごめんね♪


このホヤホヤカップルの女は

「特に欲しいものってないけど安くてもいいから記念にジュエリー欲しいな♪」

と、暗に(いつかは薬指に指輪くれよな?な?)という洗脳のための先手を打っていると見て間違いないでしょう。無難にネックレス・ピアス辺りから攻め、そして最後は婚約指輪に自然にかつナチュラリーにシフトさせる魂胆でございます。

付き合い始めてまだ1年足らずということで、「結婚なんて…」と油断している男性諸君。お気をつけあそばせ。



その3
付き合い始めて3年以上のベテランカップル


これはいわずもがな、お付き合いして3年以上を経ているカップルの場合でございますね。


このクラスになると、男性よりも女性の方が「結婚」という二文字に躍起になっていることがほとんどでございます。

高価なジュエリーをプレゼントしてもらうよりも、二人がけのラブラブソファーを女性自身が購入し、

「いつまでも一緒に仲良く座ろうね♪」

などとのたまうのです。(早よ結婚しろやボケカス)という怨念にも近い思いが込められたこのプレゼント。

あぁ栄枯盛衰夢の如し。

いつの間にか男女が逆転してしまうのですね。あなおそろしやあなおそろしや。



ファー付き愛され白コートの下はミニワンピ、髪は茶髪にくるくる巻き。男の『理想の女像』を具現化した女が、どこかしこで、『彼におねだり』。

その巻き髪頭の中身は「おねだリスト」がしっかりインプットされているのでございます。これがCancamクオリティ。

可愛い白コートが女豹柄に見えるのは私だけでございましょうか。


※ボロクソに書きましたが私はCancam信者でございます。



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