今度こそ、クリスマス会の話題は最後です
会の終わりに、自由に遊ぶ時間がありました。
ご家族みなさんで来てくれたYちゃん。
ホワイトボードに絵をかいて見せてくれました。
私「これは誰?」
Yちゃん「せんせい」
私「ありがとう」
Yちゃんそろそろ帰る時間なのですが、
小さな妹のLちゃんが「Lも」と絵を描き始めました。
私「これは何の絵?」
Lちゃん「・・・」
私「・・先生?」
Lちゃん、コクンとうなずいてくれました。
この二つの絵、本当に写真載せたかったです。
でも、すぐに消されてしまいました。
そのあと、Yちゃんお花を書いてくれました。
「これは、パンジー」
「難しい花知ってるんやなぁ」
「お母さんの好きな花」
するとLちゃんもまた負けずに書いてくれました
うまく伝わるように書けないことがもどかしいのですが、
この二人と話をしていると、
目の前にある空気も透明ではない気がしてきます。
この姉妹の心はもっとクリアなのです。
そこから発せられたものは、まるで突き刺さるように心の奥深くに直接届いてくる。
自分より難しい曲を弾いた年下の生徒さんの演奏を聴いて
「わぁ、じょうず」と素直に賛辞を贈ったYちゃん。
難しい曲になかなか進んであげなくてごめんね。
先生は、その心から自由自在にピアノの音が発せられることを夢見て、Yちゃんだけのレッスンをしているのです。