おはようございます。
今朝はこんなに美しい夜明けでした。
「祝福」 この言葉が思い浮かびました。
昨日 久しぶりに母に会いにいってきました。
5ヶ月ぶりでしょうか。
母は今年90歳
昨年 脳梗塞に見舞われ寝たっきりとなりました。
嚥下ができなくなったので
管から栄養をとって過ごしています。
もう私のことも「娘」であることがわかっているかどうか?
そういう状況です。
いろいろあったので
大手を振って母に会いに行くことはできないのですが
昨日思い切って行きました。
ずっと母との間に確執があったのですが
子供のように眠る母を見ていたら
なにかが溶けていくように
涙が溢れてきました。
母は幼稚園教諭だったので
とても絵が上手でした。
母は私の絵にいつも手直しをして
完璧に仕上げていました。
いままでずっとそれを不快に思っていたのですが
ふと 「これって 絵の先生が今私にやってくださる
ことと似ていないか?」と気がつきました。
「こうやったら もっと良くなるよ」って
教えてくれていたのですね
親子って何かを教えるときに
「過度の期待」がはいってしまうのです
それは 子育てを経験した今だから理解できること。
子供だった私は 母を「師」と認めず
「お母さんなんだから 全部受け止めてつけて!」
と望んでいたのです。
母の愛情
私の欲求
すれ違う気持ち
そのまま長い長い年月が経ってしまいました。
それでも昨日 このことに気がつけて
そして 絵を描く
その力を母から受け継いだと言うことを
初めて自分で認められたので
良かったなあ。。。と思いました。
そして私は自分の息子と娘に
何を伝えられただろう?
まだ 何か伝えられるんじゃないか?
これからそれを見つめていこうと
そんな自分であることに感謝しました。
「祝福」
ありがとうございます。
小泉 彫パステル画個展
希望ーーhope--
開催期間:12月19日(月)~12月25日(日)
初日15時~19時
20日から24日まで 11時~19時
最終日 11時~17時
12月25日 ハープ奏者♡氏家 倫氏の生演奏があります!
美しい調べと絵をお楽しみください
開催場所: パレットギャラリー麻布十番
