育児書は曲者 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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これがパステル?!
と息を飲む…その繊細さと迫力に
大切な人からの優しさに気づき
幼い日の勇気を思い出す
そんな自分の心と向き合えるパステル原画のオーダーをお受けしています。

パステル教室も随時リクエストをいただいて開催します!


国立のパステル翼アーテイストつばさマリンかです。


キッズ教室も担当させていただいているので

自分の孫?と言ってもいいぐらいのお子さんと

接する機会に恵まれているマリンカです。


私が子育てに奮闘していた頃もあった

「育児書」


これは曲者だと思います。


統計からみての標準値で書かれているからです。


息子は成長曲線から大きくはみ出て生まれ

娘は逆に小ささゆえに成長曲線からはみ出ていた。



保健所の健康診断を受けに行った友人のお子さんは

その場で積み木をつめなかったので

別室に連れて行かれ

体の発達・心の発達について

あれやこれや 異常があるのではないか?

といやになるほど事情を聞かれたそうな。


この話を聞いた私は

保健所の健康診断には行かないことを決めました。


「どこを切っても金太郎」

横並びの子育てが このころから「嫌」だったですね


育児書や ママ向けの雑誌

子育てHow to 講座


どれもすばらしいことが書かれています。

間違いじゃないですが。


果たしてそれが「我が子」に合っているのか?


そこがポイントだと思うのです。


お隣の○○ちゃんには合っていても

我が子には合わないってことは 日常茶飯事です。


「授乳は3時間おき」ってよく言われますよね


我が息子殿 最長8時間眠り続けたこともあり

(おかげでこちらはおっぱいパンパンに張って

苦しい苦しい)

逆に 娘は 飲んでもすぐにげげ~っと吐いてしまったので

2時間持たない。


ぜんぜん 「育児書」どおりになんていきませんでした。


「育児書がすべてじゃないよ」って教えてくれたのは

先輩お母様


そのころすでに小学校のお子さんがいらっしゃった。


思えば私は 諸先輩のお母様たちに

たくさん貴重なことを教えていただいたと思う。


そして どの情報をとりれるのか?

どのやり方が我が子に合っているのか?

それを判断できるのは

「両親」しかいないのだ。


育児書やHow to 講座は

思春期になって立ちはだかる親子の軋轢を

どうやって乗り越えるか?まで考えてくれはしないのだ。


まずはともにすごす時間から

「我が子」を知ることから始めたいですよね。


息子と娘の2人が大人になったいまでも

「あれ?こんな性格だった?」といまだに発見があります


親も子も 毎日成長しているのですね