息子君 21回目のお誕生日 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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国立のパステル作家&講師まりんかです。


今日12月2日は息子の21回目のお誕生日です。


本人不在での誕生日って 初めて迎えました。


今日は 小さかった頃のことをあれこれと

思い出しています。


出産からして劇的で・・・


彼の人生を物語っていたのかもしれません

今思うと。


それは夜中「ぷつん」と音がしたような気がして

目が覚めたのでした。


トイレに行ってみると

「むむ・・・おかしい」

これは破水じゃないか?!


来た・・・ついに来た


急いで主人を揺り起こす。

そして病院に℡をして寒い寒い中

車に乗りこむ。



(画像お借りしました)

空には美しい三日月が輝いておりました。


病院に到着するも

子宮口は全く開いておらず

とりあえず入院。


トイレ以外は起きちゃダメ~~~。と


そんなこんなで1日何も起こらないで

寝ている。


そして2日目 やはり子宮口は全く変化なし。

夜になって 1時間おきぐらいに軽い、

でも鋭い痛みに悩まされる。


これ陣痛?!


でもすぐに収まってしまう。


1時間おきに目が覚めるので寝不足に。


ふらふらになって朝を迎えると

やっと子宮口が開いてきたとのこと

「さあああ 今日生まれるぞぉ」


が・・・・

全然陣痛がこない。


陣痛促進剤を打ってもこない。

相変わらず微弱なまま


私は寝不足であきらかに体力が・・・


それでもなんとか息子君

頑張って頭のぞかせてくれまして。


でもそこで止まってしまった!

先生が「心音落ちてきてこれ以上待てないから

乗って押し出すよ!」


は? 乗る?

押し出す?


あっという間に目の前が先生の白衣の背中で

真っ白


「1,2の3で出すよ!」


先生の「1,2,3」と共に

お腹が押されたらしい

(ほとんど朦朧として感覚なし)

これは主人が見ていて教えてくれた

「ぐにゃ~ってお腹が凹んだとおもったら

出てきた」んだそうだ。


こんな風に彼は生まれてきたのだ


無事生まれてくれたのはよかったのだけれど

なんと 押し出した時の衝撃で

私は尾てい骨を骨折


分娩台から動けないほどの痛みに

見舞われる


ストレッチャーにのせてもらって 

病室へ戻るという・・・・。


もう21年も前なのかあ

よく頑張ったもんだ。