国立のパステル作家&講師マリンカです。
先週末 実家に行って来ました。
私の実家のお隣にはいとこの家があって
親戚同士でお隣さんでした。
18年間 いとこ家とずっとお付き合いしながら
の楽しかった生活。
月日は流れ 叔母もいとこ夫婦も亡くなり
代替わり。
この度 いとこ家を手放すことになり
お別れ会がありました。
その家が建つ前から隣に住んでいた私は
建築中のその家が 遊び場だったのです。
いとこは1級建築士で 私の家と自分の家を設計して
いました。
家に残されていたものから形見分けにいただいてきました。
とても見事な作品ばかりで
いつも憧れていました。
全てのパーツは手でちぎって作ります。
美しい和紙のみを使った味わい深い作品です。
円形ステンシル
いま パステルと描くときに私も使っていますが
同じものを自分も使っているんだ・・・と
感慨もひとしお。
そして 実家を設計する時にも使ってくれたもの
なんだと思うと じわっと来ます。
いずれ 母がいなくなったら
私の実家もなくなるようです。
1つの時代が確実に幕を閉じるのですね。
かなり 寂しいですが
これが「生きていく」ということなのですね
「生きているものは前に向かって進む」ことができる
それは 本当は当たり前ではない
とても幸せなことだと実感しました。
そして 私は子どもたちに何を残してやれるだろう?
改めて考えてみようと思いました。