昨日 キッズパステルを久しぶりに
開催させていただきました。
愛らしいお子さんたちと一緒にすごせて
とてもとても幸せ気分。
自分の子供がでっかくなってしまったので
つまらなかったんだなあ・・・と(身勝手)
パステルをご一緒戴いた後
ふと
「ドリームキラー」という言葉を思い出しました。
ドリームキラー=夢をつぶしていく人
のことです。
自分が親になってから気が付いたのですが
私の母はまさに「ドリームキラー」だったのです。
お子さんによく聞きますよね
「大きくなったら何になりたいの?」って。
私が何になりたいか 考える前に
母は「ピアノの先生になりたいって答えなさい」と
叩き込みました。
幼心に
「なんでなんだろう?ピアノ嫌いなのに」と思ったものです。
ここで「嫌だ」とか「なぜ?」と尋ねたら
「生意気言うんじゃありません」と言われるのを
知っていたので黙って従っていました。
この時点で もうすでに 「自分がどうしたいのか?」
考える力を奪われています。
それは大人になっても続きました。
大学を選ぶときに
子どもが大好きだから幼稚園の先生になりたい!
(母も幼稚園の先生でしたからね)
と思い それを親に伝えました。
即答で・・・・・・
NG
母:「私があんなに苦労したのだから
あなたにできるわけがない」
だそうです。
今考えると 「そうだろうな~~。
そら苦労したでしょうよ」と思うのです。
母のような考えだと
「子供を自分の思い通りにしよう」とするから。
子どもは決して思い通りにはならない
これはどんなに文明が発達しても変らない真実でしょう
きっと。
母はこの真実に気づくことができなかったのでしょうね。
結局 母の言いなりで受験校も選び
就職に有利だからと英文科に落ち着きましたが・・・。
「自分がどんな人生を歩みたいのか?」考えることも
せずに 親の敷いたレールをもくもくと歩く。
私と兄はそうやって大人になってしまいました。
私の時代はそれでも 豊かな暮らしをゲットすることが
できたのでまだよかったのかもしれません。
でもそれが やがて悲劇を呼ぶのですが。。。。

私が尊敬している幼稚園の園長先生がいつも
仰っていました。
「子育ての目標は 子どもが自立すること です。
いい大学を出て いい会社に入って
豊かな暮らしをすることではありません。」
この言葉だけを頼りに頑張ってきましたが・・・
どうも本当は私も子供たちを
「コントロール」していたのではないか?
と気が付きました。

すでに大学生になった2人ですが
ここが最後の正念場なのだろうと思います。
じわじわと
でも しっかりと 手を離して
「子離れ」 しようと思います。