「母親」とは・・・? その1 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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本日の話題はちょっと重いので

「え~、ちょっとな~」と思う方は

即っとスルーしてください。


母が脳梗塞で倒れ、入院しました。


今のところ命に別状ないそうなので

一安心ですが

90歳という高齢なので 

いつ何が起きても不思議はありません。


いろいろあったので

疎遠になっている母と私ですが

振り返ってみることにしました。


母は 長野の弁護士一家の3女

当時の女性としては高等な教育を受け

(高等女子師範=今でいう女子大)

幼稚園教諭として働いていたそうです。


第2次世界大戦の経験者です。

(父は出兵で台湾に行ったそうです)

防空壕に飛び込んだ話とか

ご飯にお醤油を掛けただけの「醤油ライス」なる

食事とか・・・











こんなお話 教科書でしか知らないですよ

家の子供たち。


そんな母ですから

「子育て」も厳しかった!


幼稚園の先生として多数の子供を見ているが為に

自分の子供に多大な期待をかけてしまったようです。




子育て中の私に向かって

「子育ては理想を追っちゃだめなのよ、

あなたで失敗したから、私は」

と言ってました。

上下矢印

私は失敗作か?

随分失礼なことを言うものだ


「母」は私を一個人として見ていません。


子ども=母の所有物 な感じでしょうか。


愛情がないわけではないのですが

「母」の思うとおりにならない娘が

どうにも許せなかったようです。

(兄は母の想い通りの優秀な子でしたからね)


どもは親の想い通りにはならない


これは子育ての基本中の基本です。


私がそれを悟ったのは 自分が子供を授かってから。













授乳から始まって

思春期にそれが嫌というほど押し寄せてきます。


理解できなくても


「子供は親の想い通りにはならない」


これを頭に叩き込んでおくと

のちのちの大きな助けになりましょう。



続く・・・・・