実は 坊やの前に一度妊娠しましたが、
稽留流産してしまいました。
妊娠3か月でしたね。
なので 安定期に入るまで 妊娠したことは
ごく親しい人にしか話さないことにしていました。
坊やの妊娠の時に
つわりがひどかったので(食べれば吐いてしまう)
しばらく実家に帰りました。
当時社宅に住んでいまして。
2階建ての長屋風(?)のこじゃれたアパートなんですが
これがたいそう安普請で 2階の音が1階に筒抜け。
人が歩く音がどすどす響く。
私はその2階に住んでいました。
そうですね。。2か月ほど実家に戻っていたので
当然昼間は誰も部屋にはいないわけです
(主人真面目に会社いってます)
夜遅く 主人が帰ってくるまでひっそり。
実家に戻ることはお隣の奥様だけに伝えて
1階の方には内緒でした。
お喋りが大好きと聞き及んでいたので。
そして・・・2か月ほどして社宅に戻ると・・・
偶然お会いした別の奥様(下の住人ではない)に
「あら!マリンカさん よかった!帰ってきたのね!」
?????よかった??
あれ?妊娠したこと言ってないはず。
「はあ おかげさまで」と一応どうとでもなる返事をする私。
「もう 心配していたのよ!」
「よかった 離婚しないのね!」
はあ?
離婚?
だれが?
眼がお皿のようになっていたであろう私。
その奥様には妊娠5か月の旨お伝えして
しばし談笑。
にしてもだ
社宅中に「マリンカ 出て行った!離婚らしい!」と
噂を広めて下さった御仁がいるってことだ。
それは 間違いなく(お隣さんではなく)
1階の住人なのだ。
日中私がいないことを推察・確信できる人物は
こいつしかおらん。
なんという・・・・・
この方 実は 東京で名前を知らない人はいない
老舗の果物屋さんの社長令嬢だそうだ。
それにしても「離婚」とは。
のちほど妙に納得してしまった私。
まあ お茶受けには面白い話題でしょうけれどもね。
色々な人がいるもんです。