食べごろ「上海蟹」 | 水彩とパステルのアトリエ「マリンカ」 小泉彫ブログ

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おはようございます、


残り雪が凍って つるんつるん滑ります。


しっぽフリフリも滑っておりまする。



「上海蟹」御存知でしょうか?


上海で「小籠包」と並んで 有名な食べ物です。


10月ごろから食べ頃と言われていますね


上海ではスーパー(超級市場)が出来たのが


15~16年ぐらい前なので


それまでは ほとんどの買い物は「市場」だったのです。


もちろんいまでも「市場」は健在です。


そこに「上海蟹」がならぶのが10月ぐらいから。




調理前はこんな色





がんじがらめに縛ります。


市場では大だらいの中にごにょごにょ動き回ったまま


売られているのです。


それを 自由に「これとこれね」と選んで買います。


運が良ければこのようにお店のおばちゃん(老板)が


縛ってくれますが


ほいっ!とそのまま ビニールにいれて


渡されることもあるわけでして。


或いは よそ様から「上海蟹」を戴く


なんてこともあります。


すると 縛られていない状態・・・ということも。



どうやって料理するんじゃい!



そういうときに限って「アイさん=お手伝いさん」が


お休みだったりする。


しばし 「上海蟹」とにらめっこギロッ


怖い顔じゃ



なんて言っている場合ではないので


なんとか菜箸でつまみ

((はさみ怖いからね)


鍋にぶち込む


そして即 蓋をする。


で 次の上海蟹をつまみ


鍋を開けると


あわわわわ・・・


のぼってくるなあ~~~~~!


なんとか2匹押し込む



こうやって 10匹ほどと格闘


「は~は~」息切れがする



蟹 というと 日本のズワイガニやタラバを


想像しがちなのですが


上海蟹は 手のひらサイズ


小さっ


とても小さいので ひとりあたり3~4匹食べないと


食べた気がしません。


全部投入したのでぼわっと点火炎


10分ほど煮て完成です。


蓋を開けると・・・・・


叫び


苦しみもがいて


足がばらばら、絡み合った蟹が


そこにはおりましてん。


ごめんよ~~~~~~~と


想いながらも


美味しく頂戴いたしますです。


続く・・・