我の世界の中で時を止めても | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは世界のあらゆるものに我をつける。そして、我をつけたものをこれはこういうものだと決めつけて、それはいつまでも変わらないものだと思って固定する。

そうすることで自分の中だけ、変わらない世界が出来上がる。

その中で、私たちは変わらない世界を生きることで、自分はいつまでも生きてゆけると思って安心して生活しています。

世界が変わらなければ、何年経っても、時は流れないと安心しているのです。

でも、自分の中の時は止まっていても、現実の時間は進んでいる。

だから、自分はいつまでも生きていると思っているまま、突然死がやってくる。

その時、慌てふためいても遅い。

自分の中で世界を固定しても、時を止めることはできない。

当たり前のことですが、それが分からないものが人間。

それほど死を考えたくないものが人間なんだと思いました。