世界をちゃんと見ていないと、やがて目は使えなくなる。目は使い過ぎて、悪くなるのではなく、見ているようで、ちゃんと目の前のものを見ていないから悪くなる。
私たちは見ていても、自分の思い込みで、これはこういうものなんだと思って、目の前に映っているものをちゃんと見ていないことが多い。
だから、目の前の人が寂しい思いをしていても気づかない。
自分の目にはいつも通りの相手として見えているのです。
思い込みで見ている間は、自分の世界から抜け出せない。
世界は自分の思いとは違う。
でも、世界をちゃんと見た人にしか気づかない真実なんですね。