碍り人を幸せにしたいと思ったら、自分が下になり、悪人と見られなければならない。その時に問題になるのが礙り。礙りとは、自分を許せない心から生まれ、相手を許せない心になる。だから、礙りを無くすには自分を許さなければならない。でも、自分の力で自分を許すことは難しい。だから、自分を許すには阿弥陀仏のお力によらなければならない。私たちは阿弥陀仏のお力によって浄土へと向かってゆく。許せない相手も自分も許せるようになるのです。