一昨日、東京宝塚劇場 月組公演『夢現無双/クルンテープ』観てきました
令和初の宝塚観劇
まずはお芝居『宮本武蔵』からぁ
宮本武蔵にも、剣豪にも、描かれる時代にも何の興味も無く、宝塚だから、月組だからと観劇しました。
原作も読んでないし、映画もテレビドラマも見ていないし、知っているのは名前だけ状態です
新聞連載足かけ5年！大河ドラマ1年！それを約1時間半のお芝居にするってどんだけ
でも面白く観劇できました
齋藤吉正さんって何気に凄い？
桂ちゃん(音月桂)の『仁』、みっちゃん(北翔海莉)の『桜華に舞え』、そして珠ちゃん(珠城りょう)『宮本武蔵』。大雑把に分けると時代劇と呼べる？
観るまではあまり興味がわかないのですが、観始めると結構引き付けられ最後は面白かったってなるんです
今回のお芝居もそうでした・・・中だるみせず最後まで面白かった。
そこまでの殺気立った剣豪っぷりには思えなかったけれど、誠実さをのぞかせた珠ちゃん武蔵もありかなと思えました
みやちゃん(美弥るりか)の佐々木小次郎は美しさ満載でうっとりしてしまいます。十字架を首に下げていたのも独特の雰囲気を醸し出し、小次郎さまっと目をハートにしてしまいました
このお芝居で一番印象に残ったのは、新組長に就任された沢庵和尚役の光月るうさん。武蔵にかける言葉がすべて愛情いっぱいで、今の立場とシンクロして心に響きました
三枚目役の又八を演じたれいこさん（月城かなと）。美しいのに三枚目！宝塚らしいよね！美しい人を見て幸せに笑えるなんて宝塚だからこそ！すごく良かった
うみちゃん(海乃美月)も美しかった。吉野大夫はうみちゃんにピッタリ。貫禄と誇りと遊女である悲しさとが伝わってきました
そして、この公演で退団される響れおなさん。この方も美しい
柳生石舟斎役はいい役でしたし、またまたピッタリでした。花(何の花だかわからなかったのですが)の茎を切り落とす姿が、凜として剣の達人らしく威厳に満ちていて素敵でした
お色気満載のお甲役のさち花さん(白雪さち花)は月組になくてはならない方。見ていて楽しい
「小次郎破れたり」の言葉しか知らなかった巌流島の対決。武蔵は櫂と刀を持っていたんだ！刀で小次郎を刺したのだ！そうなのか？とも思いましたが、このお芝居では納得できました
ショー『クルンテープ』は次に