三越劇場『音楽劇 星の王子さま』観てきました | shiratsuyuのひとことがたり

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今日から弥生3月雛人形

 

昨日とは一転、陽射しが明るくて暖かいですね晴れ

 

昨日、冷たい雨の中、日本橋にある三越本店6階三越劇場で『音楽劇 星の王子さま』を観てきました。

 

宝塚OG 元星組汐月しゅうさん、元雪組あっきょんさん(亜聖樹)ご出演ドキドキ

 

以前の宝塚花組公演『サン=テグジュペリ:「星の王子さま」になった操縦士』のようなのではなく、小説『星の王子さま』そのものの内容でした。

 

音楽劇とあったのでミュージカルのような歌のセリフや、気持ちを歌で表すのを思っていましたがそうではなく、背景に音楽が用いられ(?)たセリフ劇でした。

 

出演者は汐月さん、あっきょんさん他4名。全6名で演じられました。

 

よく知っている“星の王子さま”で、幕開きからウルウルしてしまいましたうるうる

 

操縦士役の小松準弥さんがまず舞台に現れます。この方が凄く素敵で目がハートになってしまいましたラブモデルオークションでグランプリ受賞。蜷川幸雄さんの「ロミオとジュリエット」で舞台デビューのようです。優しいパイロットでした飛行機

 

薔薇とキツネ役は汐月しゅうさん。ハッキリ意識して観たのは初めてです。個性的な美しさのある方ですね。王子さまの憧れのバラとかけがえのない友達キツネ。重要な役どころでしたパー

 

ヘビ役の吉武大地さん。特殊メイクっぽいお顔でありながら、素晴らしいお声!声だけずっと聴いていたいよ!なんて言ったら失礼かしら!?

 

そして、私の一押しあっきょんさん。王子さまの星巡りで出会う王様・酔っ払い・点灯人を主に演じられましたニコニコ

 

この劇の演出・音楽をされている中村匡宏さんがパンフレットの中の鼎談で「3役演じるのだけで大変なテクニックがいると思うけれど、酔っ払うシーンでも色気があってもっと見ていたいと思うし、台詞の声も素晴らしくてもっと聴いていたいと思う。」と言っておられます。

 

ホントその通りなんです。口跡がいいんです。言葉がよく届きます。今回の点灯人役はまたとても可愛らしく「おはよう」の声に聞惚れましたしあわせ

 

ちょっと残念なのは王子さまかな真顔

 

マントの服装で登場しずっとマントのままだったということと王子さまにしてはちょっとガタイが立派すぎたかなということぐすん

 

この物語本にはサン=テグジュペリの挿絵が載っていて王子さまのイメージはみんな持っていると思うんです。

そのイメージを再現するのは難しいなぁと感じてしまいました。

 

大人になって、“ 星の王子さま”と 聞くとちょっと哲学ぽく捉えがちですが、この音楽劇を観劇して素直に感動できた自分が嬉しかったです照れ