今週の水曜日、東京宝塚劇場 花組公演『MESSIA/BEAUTIFUL GARDEN』2回目の観劇しました。
2階A席上手側の席でした。
『MESSIA』
2回目だったこともあり、落ち着いて観ることができました。
ストーリーを追うことに一生懸命にならなくてよかったので、みりおさん(明日海りお)・ゆきちゃん(仙名彩世)・カレーちゃん(柚香光)・あきらさん(瀬戸かずや)・ちなっちゃん(鳳月杏)・タソちゃん(天真みちる)・マイティ―(水美舞斗)の花組が誇る花男スターのお芝居をじっくり観ることができました
それに専科の一樹千尋さんの重厚さと相まって、素晴らしいお芝居でした
やっぱりみりおちゃんの天草四郎には心震えます
みりおちゃんのここまでの求心力・牽引力を見せてもらえたの初めてのような気がします。
踏み絵を踏むところから、天草の人々が立ち上がり四郎に向かって「メサイア」を歌うところは圧巻でした
力強くて勇ましくて鳥肌が立ちました
流雨役のゆきちゃんのソロの美しいこと
歌声を耳にしただけで涙が溢れてきます
優しく美しくふくよかな歌声はまさにサンタマリア
ちなっちゃん、タソちゃんは本当の悪役ですね。
タソちゃんの最後のお芝居の役が悪役で残念だけれど、絶対に必要な役ですものね。際立っていました
伊豆守役のマイティ―、将軍家綱(聖乃あすか)の場面に登場する時ちゃんと年取っていました。その姿その声、すばらしい
エピローグも好きです
虐げられた人々が立ち上がり、でも全滅してしまうといった悲惨なお話で悲しさいっぱいになりますが、最後にこのエピローグで救われます。
天草の人々の笑顔と四郎と流雨のまばゆい金色の衣装が私は宝塚らしくて好きです
幸せな気分になりました
②に続く