4月の読書 | shiratsuyuのひとことがたり

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宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

今日は5月6日、ゴールデンウイーク最終日。ゴールデンウイークは概ねお天気に恵まれていたようですね。

 

そして東京宝塚劇場 月組公演の千秋楽きらきら

まゆみちゃん(綾月せり)、としさん(宇月颯)、貴澄隼人さん、わかばちゃん(早乙女わかば)、優ひかるさん、早桃さつきさんの宝塚最後の舞台。

ありがとうseiお幸せにねキラハート

千秋楽の様子はタカラヅカニュースを楽しみにしていますTV

 

今頃になってしまいましたが

4月に読んだ本をまとめておきたいと思います。

 

16)小路幸也著『花歌は、うたう』

宮谷花歌は17歳高校2年生。父ハルオは天才ミュージシャン。花歌が8歳の時突然失踪。公務員の母と母方の祖母と暮らしている。

花歌はハルオの天才を受け継ぎ、歌の天才で人を引き付ける歌声を持っている。友達のむっちゃんもサックスの天才。同級生恭一も映像の天才。彼らが協力して音楽活動を始める。父を見つけるためが最初の目的だったが、ついにハルオとコラボ!まで・・・。

まわりにこんな天才ばかり!そりゃ成功するわ口笛と思わなくもないけれど、まぁ嫌な気持ちにならずに読み終えたかな汗

 

17)林真理子著『我らがパラダイス』

NHK大河ドラマ『西郷どん』の原作者林真理子さんの小説。

確かに林真理子さんは上手いし、面白いし、読ませる。でも何だかいつも上から目線を感じてしまうのは、私がひねくれているからでしょうえー

超高級介護付きマンションセブンスターの入居者と働く人が登場人物。

そのマンションはその豪華さ、最良介護付きで入居金も高く入居者が限られている。

そこで働く3人の女性はそれぞれに介護者を抱える身。あまりの格差にあることを実行する・・・。

彼らのしたことに共感できるか?私はできないですねガーン

「介護では優しい人間が負ける」とありましたが、そもそも介護を勝負で考えることに違和感を持ってしまいましたショック

 

18)赤川次郎著『死なないで』

五瀬七代は38歳独身、身長175㎝の大柄女性。結婚もそれほどしたいと思っているわけではない。その彼女が頼まれて合コンに!そこで理想の男性安人と出会い、プロポーズまでされ、温泉旅行に。

楽しいはずの旅行先で安人は突然姿を消し、おまけに女性の水死体が発見される。犯人は安人?七代が独自にその謎を探ってゆく。

という展開にサクサク読めた。犯人とその理由そしてその結果にはちょっと興ざめしてしまったが・・・ガーン

 

19)仲町六絵著『からくさ図書館来客簿;5』

冥官・小野篁が新米冥官時子を助手に館長を務める「からくさ図書館来客簿」シリーズの第5集目。

天道へ行けるほど善行を積んでいながら未練のため現世を離れられず現代人に取り付きさまよっている“道なし”

その“道なし”を見つけ天道に送ることが篁と時子の冥官としての仕事。

季節は秋。画家志望の青年、刃物屋の店員、祖父の願いを叶えるため八瀬に来た女子高校生にそれぞれの“ 道なし”が取り付いた。

“道なし”を天道に送ることで取り付かれた人々の悩みも解消。

どの物語にも優しさが溢れ心温まるドキドキ

 

20)原宏一著『大仏男』

進学校に通っていたカナは、学校に失望しお笑い芸人を目指して中退。オーディションやネタ見せ会に通い、そこでタクロウと知り合い漫才コンビを組むことに。

漫才に行き詰まり霊能者商売!タクロウがホンモノの霊能者に!?

お客に霞が関の官僚や大物芸能人目

とんでもない展開だがタクロウはいたって真面目。そのギャップとちょっと前の時代感が面白く笑わずにはいられなかった。