昨日、東京宝塚劇場 雪組公演『幕末太陽傳/Dramatic“S”』観てきました。
ラッキーにも思いがけずに取れたチケット。
席も、2階でしたが人の頭が全然邪魔にならない通路側、銀橋もバッチリ見える私的には良い席でした。
『幕末太陽傳』は残念ですが、あまり面白くありませんでした。
ストーリーがあってないような？物語のヤマ場というものが無くて、どう楽しんでよいのかちょっと分かりませんでした。
ちぎちゃん(早霧せいな)は居残り佐平次を軽妙に演じられていたと思いますが、映画も見てないし落語は詳しくないのでどういう人物なのか最後まで分かりませんでした。
時代が文久2年ということでしたね。これって桂ちゃん(音月桂)の退団公演『仁』の仁がタイムスリップした時代と同じですよね。幕末の緊迫した時代でコロリが蔓延していた時代ですよね。場所によってまた話によっても違ってくるのでしょうが、登場人物が平気で借金する随分お気楽な人々だったように思いました。
目に入ってくるお役のジェンヌさんがいなかったのも面白さを感じられなかった理由かもしれません
『Dramatic“S”』は良かったです
特に中詰め過ぎからが良かったです。
KAZUMI-BOYさん振付のロケットが斬新で溌剌として勢いがありました。今までにないロケットで楽しかったです。
この後の「絆」の場面はとてもとても良かったです
ちぎさんに対する組子の想い、ちぎさんの組子に対する想い、退団者への想い、すべてが詰まっていて優しさに満ち溢れた宝塚ならではの場面でした。思わず涙があふれてきました。
この場面だけでこの公演を観た価値がありました
ちぎさんと咲妃さんのトップコンビになってからチケ難となり、雪組は1公演1回しか観られなかったのですが、そのせいなのか特に若手ジェンヌさんが全然分かりませんでした。
私、ショーで永久輝せあさんを咲ちゃん(彩風咲奈）と勘違いしている場面が多々ありましたm(_ _ )m