『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』観てきました | shiratsuyuのひとことがたり

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東京宝塚劇場月組公演『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』観てきました。


3月2日に2回目、昨日3回目観ました。


『グランドホテル』は感想の書きにくい作品です。


歌舞伎もそうですが


作品はストーリーより役者に重点が置かれます。


宝塚ならトップさんはもちろん好きなジェンヌさんに注目したり


目についたあのジェンヌさんはどなた?


といったことに楽しみを見出すことが多々あります。


この『グランドホテル』はそれが少ないように感じました。


主要人物はもう決まっていてそれ以外の方がなかなか目に入ってきません。


役変わりもどちらがどちらとも言えないです。


でも月組の組子の力はすごく感じる作品でした。


決して退屈にはならず


それより力が入りすぎて幕が下りると肩をグルグルしてしまった作品でした。



『カルーセル輪舞曲』は素敵なショーです。


みつるさん(華形ひかる)のヘタレ歌唱から始まるのですが


珠ちゃん(珠城りょう)がせり上がりで現れるとその若さ美しさに惚れ惚れしてしまいます。


組子全員が白の衣装で揃いとても綺麗です。


このオープニングで、月組のショーは好きだなと確信します。


ちゃぴ(愛希れいか)のたこ足衣装の妖艶なニューヨークは楽しい!


中詰めが過ぎてからの


みやちゃん(美弥るりか)のシルクロードはとても美しいです。影ソロの白雪さち花さんの声もすごくきれいで、少ない人数でありながら舞台が小さく見えてしまうほどでした。


次のインド洋の場面が一番好きです。


宇月颯さん歌声が素晴らしく、水色の衣装が爽やかでそのなかでのまんちゃん(貴千碧)ちゅーさん(咲希あかね)のダンスは心にグッときます。


最後の黒燕尾からのデュエットダンス、リフトありの相性抜群のトップコンビのダンスはこうでなくっちゃと思わせてくれました。


あと1回観劇のチャンスがあります。


楽しみにしたいと思っています(*^▽^*)