『王妃の館』『VIVA!FESTA!』観てきました | shiratsuyuのひとことがたり

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宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

少し前になってしまいましたが


2月の終わりに宝塚大劇場 宙組公演『王妃の館』『VIVA!FESTA!』を観てきました。


席に着くとお隣の方に何回目ですかと声をかけられました。


私は今日が初めてですと答えましたら


その方は5回目でソワレも観るとおっしゃっていました。


その日も2階S席は空席が目立ちましたが、中学校の観劇が入っていたようでA・B席は埋まっていました。


それまではひどい空席状況だったらしいです。


1階席は埋まっていても2階席はS席のみならずA・B席もガラガラ状態だったそうです。


それから歌劇団の内実のようなことをいろいろ聞かせていただきました。


う~ん?どうしてそのようなことをご存知なのか?


そして気軽に見ず知らずの人(宝塚ファンであることには違いないですが)に話されてよいのだろうか?と疑問に思いながらも話半分で聞いていました。


まぁいろんなことをご存知の方でした!


今回の宙組公演


両作品ともとても楽しくアッという間に観終わってしまいました。


この作品が不人気だとはとても信じられませんでした。


中学生もきっと楽しかっただろうと思いました。


まず『王妃の館』ですが


あの長編のお笑い小説をすごく素敵な宝塚的ミュージカル・コメディに作り上げられていて感心してしまいました。


いやぁ田渕大輔さんすごいです!


主人公を北白川右京にし、カッコイイ流行作家とし、ルイ14世を亡霊で登場させ、登場人物をしぼり、笑いのうちに心温まるストーリー展開で大団円で終わるという安心して観ていられるものでした。


怜美うららさんのディアナが登場場面は少なかったですが美しく存在感がありました。


最後に真風涼帆さんのルイ14世と並んで立っている場面はずっと目がいって離せませんでした。


蒼羽りくさん演じるクレヨンがまた目を奪いました。


女性の男役が演じるオカマというのがすごく上手くて目が行くこと!


配役を聞いた時少し線が細いかなと思っていた澄輝さやとさんの近藤も良かったです。


近藤とクレヨンのコンビが最高だと感じました。


とにかく退屈せず笑いながらホロっとさせられる私好みの作品でした!


ショーは次回に