この間、龍画を描かれる方に会う日の朝、宿泊先でテレビをつけていたら、たまたま「龍の巣ミャオティン」というタイトルが目から飛び込み、約2時間クギヅケになって見ていました❗



龍は中国の神聖な霊獣。



今は世界中の人々に親しまれ信仰されています。



中国の貴州省にミャオティン族という、話す言葉は持ち、文字を持たない民族がいます。




その村にミャオティン→龍の巣と言われる洞窟があります。




この洞窟には、昔、母龍が入り込み、父龍と子龍が探しに入って、そのまま住み着いた❗と言われる伝説があり、太古の昔からミャオティン族は「この洞窟は冥界で我々の世界とは異なる世界のため、近づいてはいけない」と言われているそうで、地元の人で洞窟に入った人はこんな経験もされているそうです。
「よく見ると懐中電灯のように光る2つの目があった」



「本当に恐ろしかった。あまりにも怖くてその夜は眠ることができなかった」


この洞窟は、断崖絶壁で中に入ればまるで目を閉じてるかのような暗闇。方角がわからずすぐに迷い混んでしまう、まるで別世界のような洞窟。



地層学や地質学からも謎の多い、今まで解明されてこなかった洞窟だそうです。




日本を代表する洞窟研究者とテレビ局が、中国政府にミャオティンの研究許可の申請をし続けて2年。
やっと許可がおりて、足を踏み入れることになりました。




洞窟の中を数時間進んで現れた、自然が織り成す方灰石


とにかく暗闇で、広さも壁も底も上も全くわからない洞窟で、中にある岩も推定すると37万年かけて作られたもので、想像を越える大きさだそうです。




進んでも進んでも先が見えない❗



京都の洞窟研究者もこんな言葉をボソッと。
「黄泉の国ですね」


中国の照明の専門家とタッグをくんで、ミャオティンの全貌を光で照らし、龍の住まう洞窟の姿を形にしようという企画が決まりました❗



これが照明で照らしださらたミャオティン→龍の巣
ところが、これで終わりではなかったのです❗



世界最大級と誰もが言うこのミャオティンに、まだ先があることがわかりました❗



星が見えそうなくらいの闇の中から、何処からともなく吹く風。



進んでも進んでも辿り着かず、見上げても見上げても上が無いミャオティン。


知識をもって解明できる事と、まるで冥界黄泉の国と謂わしめる不思議な闇の洞窟。


ミャオティン族が見た暗闇の中の2つの目
その答えは未だ解明されていません。


龍の巣と言う伝説が言い伝えられるのもわかる気がします。



 

照明で照らされた龍の巣。
少し動画で撮りました。
見ずらいかも知れませんが、是非ご覧ください。




今回写し出された映像はミャオティンの一部で、まだ解明されていない先があるようです。



龍画を描かれる方に会う日に、この番組を観るなんて😲🌈
何か不思議な力を感じました❗



この番組を探してみましたが、宣伝しか見当たらず、もし見つけた方は是非観てみてください。


壮大なスケールで楽しかったです🎵