この沼に入る入り口にある鳥居の横に、とても古い掘っ建て小屋があります。

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これは、年に一度7月7日の丑三つ時に遊女たちの魂をお祀りするお祈り行事と、本州から来られる僧侶さんが一晩明かすために建てられた小屋だそうです。
ここには、ブッダやスサノオノミコトや観音様などが祀られ、この場所を浄化し清めおさめて下さっているんだそうです。
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最初は、正直どうなるのか不安でしたし私が行かせて頂いていいものか大変迷いましたが、何故か引っ張られるように行くことになったので、これもご縁か…と、受け取りました。

でも、何故かそこは清らかで優しく気持ち悪さの欠片もありませんでした。

遊女ときくと、暗く悲しくセツナイと言うイメージでしたが、彼女たちは苦しみや辛さや悲しみを知っているから、優しさや清らかさは思いのほか深いんですね。
思ってくれたこと…
してくれたこと…
たった一度でも心を向けてくれたことへの恩は、彼女たちにとっての生涯の恩になる。
それが今のこの町の発展から感じられました。


手を合わせて感謝を言わずにはいられませんでした。