「薬屋のひとりごと」日向夏/しのとうこ/倉田三ノ路/小学館/2017
どうもこんにちは!
2歳の子どもの為に「毎日、チョキの練習!」「火曜日は必ず折り紙!!」とか書いて壁に貼ってる子育ての目標、全然やってない。書いただけ。学生時代に「来年までに本棚整理!」とか「毎日、腹筋3回!」とか書いてたの、三日坊主どころか1日で飽きてたのが懐かしい
そよ風うららです!
↑↑↑課金した。(笑)
これは課金する。しゃーない。
本題!
「薬屋」、マジで面白いですよね。
さんでーうぇぶりでコレだけは続けて追っかけてる。あとは『犯人の犯沢さん』くらいかな。



壬氏さま



じんしってSimejiで変換したら直ぐに「壬氏」が出てくるの凄いよね。中国ではよくある名前なのかな。いや、「薬屋」の浸透具合がパネェからだと見た。
◆ここら辺のあらすじ
この43話は、ひょんな事から訪れた廟。
初代皇帝の母(王母)が「この地を治める者はあの廟を通り抜けないといけない。そして正しい道を選んだ者だけがこの地の長となる。」と取り決めた。そして息子は無事に正解の部屋へ辿りつき王の座についた。
さて、今上帝は正しい部屋に辿りつけないのだが、マオマオと壬氏を伴い再び廟へやって来て……
壬氏さま、昔は(謎はあれども)ただのイケメン宦官として登場し、
宦官なの??
無いの??
と心配しながら読んでて
やっぱり宦官じゃない!
(ついてる!!)



よかったー!!!





って飛び跳ねて大喜びして
でも、何故か宦官やってるけど何か事情はあるんだな……
と思いながら読み進めて、
ただちょっとそこら辺の育ちの良い頭のキレる男が宦官のフリしてるんじゃなくて、
いや、何かマジで主上との血縁があるのか???





高貴な生まれだけど出自を隠してる???
と勘ぐるところまできて
そして最近では
もう王族の風格、出自を全面に押し出してきたな。





そろそろ壬氏様の出自、本来の地位が明るみに出そうなのかな。
壬氏の地位の高さをほのめかしている。
いや、もう隠そうとしてない。
これは!!!!
と思わせにかかっている。
この飄々とした陛下とはどのような関係なのか、気になりますね~。親子なのか兄弟なのか、親戚なのか、それとも陛下はただの影武者なのか?
いやー陛下も十分高貴なお方の風格、おありな気がしますけど。
この43話のやりとり。
もちろんこの廟のトリックも面白いのですが、私には壬氏が何者かってことと、マオマオがどのように壬氏に召し抱えられるのかっていうことの方が大事なので、そこに焦点を当てていきますが。
謎を解く為、もう一度廟へ入りたいと申し出るマオマオに、廟の管理人は妃でもない女人が扉の選択に影響を与えるのはちょっと…と難色を示します。しかしそこで、陛下が「ならば、お前が連れていくか。」と壬氏に水を向けます。
妃ではないマオマオが陛下と共に入ることに難色を示すのは分かる。けど、じゃあ壬氏が連れていくならどうか、と提案して通るって……そもそも壬氏もただの宦官のはずなのに、なぜ壬氏なら良いのか。扉の選択にマオマオが口を出して答えが変わってしまっても、壬氏はただの宦官だから、関係ない、ということでしょうか。
いいや、これは、壬氏は次の王、もしくは本物の王、王位継承権がある、だからこそ、それならばアリ、と言っているように話は読めてしまう。そうだったらおいしいなって誰もが思いますよね。
だって、そうじゃないと、なんでただの宦官のはずの壬氏が廟に入れるねんってことにもなりますものね。
「それなら構わぬか?」と主上が廟の管理人に確認し、「……よろしいでしょうか?」と、管理人が改めて壬氏に確認しています。
貴方(壬氏)は、この試験をこの女人と共に行うということでよろしいでしょうか?
という確認に思えます。もしそうなら、管理人は壬氏のことを知っている…ということになりますけどね。
なるほどな~(いや、まだ先のことは分からないので、ただの憶測です)
そして、皆様お気づきの壬氏の言葉。
廟の謎を解き正しい部屋に導いた賢いマオマオを妃に迎えてはどうか、と進言した廟の管理人ですが、マオマオを後宮に入れることのむずかしさも解いています。そして、「ええ、主上は分かっておられますでしょう…」「――お気をつけください。」と言って頭を下げた管理人に対し
「――分かっている。」
と答えたのは陛下ではなく壬氏。
これを読んじゃうと、壬氏の出自の方が上なのかなっていう気にもなってしまいます…。
それにしても、この管理人は壬氏のことをどこまで知ってるのかな。この管理人は壬氏のこと(本当の出自)を知ってるわけじゃないけど、壬氏は本来ならば自分に言われていることだから、と答えてしまっただけなのかな。あまりに身につまされる話なわけで……そこらへんは壬氏もめっちゃ考えて悩んでるのかもしれない。←マオマオを後宮に入れることについて。
自分(壬氏)がもし本来の地位についたら後宮に何人もの妃を娶らなければならない……その時、自分はマオマオを安全に穏便に自分の後宮へ迎えられるのだろうか、と。何度も思案しているところかもしれませんね。
でも、実際、壬氏の地位がどこら辺なのか、何なのかってすごい大事な話。
陛下には既にお子様がいますからね。
陛下が身罷られても、次に王位を継ぐのは壬氏か、それとも赤ちゃんの子ども達なのか……壬氏の地位がどこかっていうことと、子ども達がどこまで成長した段階で陛下が死ぬかってことも重要になってきそうです。
でもマオマオは壬氏が何者なのか、「知らぬが仏」と思っていたことに後々後悔すると書かれています。
そろそろ主上の身が危ないwww
主上はそろそろ病か刺客に殺されて、まだ子どもたちは赤ちゃんだし……と、我らが壬氏がその地位につく……日が近いのかもしれない。
壬氏のこと、唯者ではないと気付きながらも「誰だっていいか。」なーんて、サクッと流せるマオマオ。こっちからしたら、
いやいやいや、誰でもよくないんだよ!!!
壬氏の出自、超気になってますから!!!!!コロナ終息がいつなのか、っていうことと同じくらいのレベルで気になってますから!!!ってつっこむとこなんですが。
ななしのうぇぶりさんも呟いてますが、マオマオが壬氏に惚れるの、どうやってどういう流れなんだろうな・・・・・・・
まだ壬氏の地位や出自についてすら「誰だっていいか」なんて言ってるし。
でも私、この話の中で好きな場面ベスト3に入るのが、マオマオが育った遊廓に、身請けのお金と冬虫夏草を持って来てくれた壬氏との場面(オバちゃんやお姉さま達もいた)。なんだけど、あれくらいキュンキュンしてワクワクして、そしてマオマオにピッタリの「これぞマオマオ!!!」っていうラブが待ってるのかなって思うともう妄想で夜も眠れないです。





ただ身請け金払うだけじゃないのよ。マオマオの大好きな変で高価な薬、冬虫夏草を持って来てくれるなんて!!!!壬氏の男気、そして作者さんのセンス、凄い!!!!ありがとうございます!!!
この話は課題と謎が多くてめっちゃ面白い。且つラブも凄い。まだキスもしてないのにこの高揚感。凄すぎる





いやーお父さんがギャオギャオ言うのもありだけど、マオマオ壬氏に嫁ぐってなったらもう、壬氏様がだいぶ前から根回しして、めっちゃ説得してて「いや、もう説得済みだから、そこは」
とかいう展開もあり。


「薬屋のひとりごと」日向夏/しのとうこ/倉田三ノ路/小学館/2017
私的な話

やっと王将食べれたわ。
うちの近くには王将がないの。
大阪王将じゃない!!普通の餃子の王将がいいの、私は!!!
というわけで、夫の許しを得てUVERworldではなく、UberEATSで注文。駅何個分か走って頂きました。あざす。
夫はね、家事も仕事もほとんどしない私と結婚して、顔がタイプだった、騙された、なんて言ってるけど
「そよちゃんと結婚してよかったと思うことのひとつに、天津飯というものを教えてくれてよかった、というのがある」
と言ってます。
私と結婚するまで、天津飯を食べたこと無かったらしい。それは人生の3分の1損してたな。
な?よかったっしょ?私と結婚して。天津飯食べられてよかったよな。うんうん
閲覧ありがとうございました。