\これ、中学生の頃、大好きだった何回もレンタルして観た/
普通の女子が王子と結婚する話。いかんせん王子の顔がめっちゃタイプなんだけど、ヘタレなんだよなぁ……今観たらどうだろう
\これはⅡも出てます/
こっちは彼氏というよりも、ヒロインのお婆ちゃんがある国の王妃で……という話。よくあるっしょ
キスするときに片足上げるやつ、これ(Ⅱの方)で初めて観たのよね~憧れたわ~パジャマパーティとかね~
▼パパのナイスな背中の押し方
父さんには分かってるよ、お前は陛下のことが好きなんだな、と。そう言ってるんですよね。
自分の好きにしなさいというスタンスが多いように感じるケイルアンですが、このようにはっきりとアリスティアの想い人について言及するのって、凄いと思いました。どちらを選んでも応援するなら、別に何も言わずに見守って、アリスティアが相談してきたら助言をする……という形をとっても良いのに、あえて自分から陛下について言葉をかけています。
どちらを選んでもパパは応援するよと言ってくれていますが、もちろん父としては例え少しくらいの困難があったって、愛娘には好きな人と結ばれて欲しいと思うでしょう。そういう思いが透けて見えますね。だからこそ、本当はアリスティアに任せておくはずのことなのに、あえて、アリスティアの「陛下への想い」についてわざわざ一言言及したんだな、と思います。
お前の心のまま、陛下を好きだと言って良いんだよ、と。
ケイルアン自身も、愛妻家だったでしょうからね。
ルブリスだって、直接的な愛情を受けられなかったとはいえ、先代陛下が彼に厳しくしたのは愛情の裏返し。というか、愛あればこその厳しさだったでしょう。
アリスティアもルブリスも親からの愛を一身に受けて育った2人なのです。
▼パパパパ~ン
ここ、ケイルアンに勇気づけられて最後の背中を押された形なのかな、いきなり部屋を飛び出して陛下と会い、事務的な話の最中にいきなりアリスティアが抱きついたのはちょっと驚いた。
まぁでも、このルブリスの嬉しそうな顔を見たらもう、何はともあれ、よかったね。
この後の「ルブ」「ティア」と呼び合うシーンなんて、可愛すぎてほっこりしますね。
脳内に果てなく青く綺麗な湖がパーっと広がったような心地でした。二人の幸せと清廉さでコロナウイルスが除菌されちゃうレベル。
あの曲が流れてきますね。
よかったよかった。
いや、ゼナ侯爵のことが今はなんかゴチャゴチャしてたし、美優もやってきたしで、まさかこんなすぐに両想いになると思っていなかったので、すっかり油断していました。
「生きていればそれでいい」
アリスティアはルブリスにとって光……なのかな。
舞台化もした水城せとな先生の少女漫画『黒薔薇アリス』の中で、教師であるあずさが生徒の光哉に言い寄られるも、こんなに若くかっこいい男の子が自分をいつまでも好きでいるわけがないと突っぱねているうちに事故にあって二人とも病院に運ばれます。
そして、光哉を助けられるなら自分はどうなっても良いと、吸血樹ディミトリとの取引に応じるあずさですが、この時の愛にルブリスの献身を重ねてしまいました。
あずさも、光哉のことを生きてさえいてくれたら良い、かれは自分にとっての光だ、と言っていたシーンがあったと記憶しています。
今までアリスティアに振られても振られても王族の特権を使って無理を通そうとはしなかったルブリス陛下。最後までアリスティアの望みを叶えてあげようとしましたね。
愛についてとことん考えてる『黒薔薇アリス』にも愛する人に対して同じ考え方が出てくる事からも、ルブの愛は本物なんだなと思わざるを得ません。
もう、ここまでしたのだから、ルブリスの過去の過ちを許してあげて、良いですよね?
まさかここで、
「ええー!!回帰前あんな酷いことしたのに許して両想いになっちゃうのー???二度と愛したりしないつったじゃん!!!」
ってつっこむ人は皆無ですよね??えぇ、まだ気になる人いる??
満場一致でルブリスは無罪放免でしょう。
おめでとう。
\ノベルはこちら/
\『外伝』があるらしいのよね/
▼私的なつぶやき
子どもが本を片っ端から本棚から引っ張り出す。かまって欲しいからなのよ、私がブログばかり書いて漫画ばっか読んでるから寂しいんでしょうねちなみにここは夫の本棚だけど、私のも浸食してるよね。
かまって欲しいから、自分で「本を落としたよ~」と、報告しに来てくれる。
私「あ……やったな~」
って言うとめちゃくちゃ喜ぶ^^;やってやったぜ~って顔をする。