BLノベル
『女王殺しの血族』
烈火の血族 感想
夜光花/
この話はファンタジー要素が9割なので、エロスも無いわけじゃないんだけど、それ目的で読むのはまぁ骨が折れると断言!(ファンタジーや魔法やが苦手な人は読まないと思うけど、)それが苦手な人にはとにかく辛いと思われ。
私には、BLの中にファンタジーが散りばめられてるくらいで丁度いいんですが、
この話は、しっかりとしたファンタジーの中にBLがちょこちょこ顔を出す程度。
エロスメインで楽しむ私にとって結構なよいしょがいる。
いや、本来はそうなのだ。
ただ、ペットボトルみたいなモノがどーんとイラストで出てくるだけよりも、長く複雑で丁寧なバックボーン(設定)があるからこそ、その2人が結ばれた時にえも言われぬエロスとなってえもく、萌えるわけで。
いやでもたまには露骨な表現(ご褒美)もくださいよ……と脱力してしまう程には濡れ場が皆無。いや、あるんですよ。
あるんだけど、途方もない焦らしを受けてからの濡れ場なので、もうどこをどう読み飛ばせば良いのか……物語も面白いし。
というわけで濡場(エロス)を求めて続きが気になり、2~3時間で斜め読みしてしまった上での感想と考察なので、見落とし、勘違い、早とちりが多分に含まれる感想もあるかと思いますが悪しからず。
この物語は、読むの遅い私が本気で読もうとしたらノンストップで半日は余裕でかかると思われ。
電子で買ったけど、こういうのは紙でゆっくり読みたいですね。これから買う人には紙をオススメします!!目が疲れることこの上なし!あと奈良先生のイラストの威力、枕の下に敷いて寝るレベル!!
以下、ネタバレありの感想と独断による考察です。
ここから、思いつくままに……ネタバレありますのでご注意を!
今回思ったんだけど、
「女王殺しの血族」は、レオンのことだろう。
これはもう間違い無いと思っていいですか?良いですよね??
「血族」だからレオンだけのことなのか、レオンの一族を指すのかはまだ分かりませんが、今回のタイトルについてはレオンを指す言葉で間違いなさそうだと推察。
ならば、
今までの2冊も、タイトルが誰かを表してるとしたら……
「花嵐の血族」は、そこでギフトをもらったオスカーと思われ。
眠らせる時に良い匂いがするんだものね。
……2巻も3巻もギフトをもらった人のことだ。
「烈火の血族」は、じゃあ、1巻で(2個目の)ギフトをもらったノアのことなの?
そうすると、闇魔法の一族は、烈火の血族になっちゃう??
「烈火」って、なんだか、物騒ですよね。
Googleでは「烈火」とは、「激しい勢いで燃える火。」のことだそう。1巻の時点でなら、ノアは火魔法の一族だから、で説明できたけど
ううーん、単に荒々しさを表しての、「烈火」なのか。
上手く言えないけど、ここにはまだまだ何か秘密やどんでん返しがありそう。
あーきっとノアとジークフリートは兄弟なのでは?と思ってしまうわね、だからお互い(?)嫌いなんじゃないかな。
それから、闇魔法や光魔法の一族が少ないことと女王が恨まれてることに関係があるのかな?
今回、女王、恨まれすぎっしょ。
なんかもう、王子も怪しいし。
この話には、結構な確率で感情や心や良心の欠如したキャラクターが出てくるので、誰に対しても不気味さを感じてしまう私。
この王子(暫定で国王になるのかな)とのこれからの絡みがすごい気になりますね。
ジーク様、ひたすら可哀想だけどおいしい。まほろが、ジーク様と戦うことは出来ないと言うのもなんだかなぁ……もう少しジークのことを見てあげて。ジーク様はもっともっと、まほろを切望すべし。
書き足りないんだけど時間は有限なので、また思いついた頃に更新しますね!
続きが気になりますね〜。
閲覧ありがとうございました!
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▽私的な話
だいぶ前だけどお友達と映画を見た帰りですね。某300億の男になりそうなアレです。
漫画(世の中)の世界ではもう完結したんだよなぁ……。ちゃんと名作を完結させるの、最近のジャンプの流行りだよなぁ……有難いのか、やはりファン的にはもっと続いて欲しいと思うのかな?
何でも良いんだけど、これだけは言っときたい。あたしの友達、巨乳が多いんだわ。あたしはしがないAAカップなのに。だから、友人たちの包容力は半端ない。
これがもしあたしが男だったら、「俺は粗品なんだけど、俺の周りは巨根が多いんだわ〜」ってなるのか。なんか感慨深い。
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