『七つ屋志のぶの宝石匣』

10巻 感想 
遂にキスしたわよこの二人~!
二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020
 
 
▼10巻表紙
『七つ屋志のぶの宝石匣』10巻二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020)
 
顕、虎徹、鷹の3人。
男の友情、良いですよね。
 
この一人だけカメラ目線じゃない人。鷹臣の「タカ」が「鷹」って改めて・・・2人には動物の漢字が入ってるの何か意味があるんでしょうかね。優しく理性的なイメージの鷹さんだけど、「鷹」の字が入ってるなんて・・・何かエロティックじゃない?と思うのは私だけでしょうかね。深読みしすぎか。
 
だって「鷹」だよ。猛禽類だよ。ワシよりは小さいらしいですが同じようにネズミや小鳥など小さい動物を狩って生活しています。両翼を広げるとオオタカで100~130cmはあるそうです。
 
鷹・・・この字のごとく野性味ある部分が出てくるのかな・・・とワクワクしてしまいます。
 
そんでもう一人は「虎」だよ。虎徹の「虎」。
ぽやぽやしていて明らかに癒し要員の虎徹君ですが・・・名前に「虎」の字が入ってるなんて。何かこの後の流れを妄想してしまって胸アツです。太い眉に意思の強さは現れてますよね。きっと、ここぞと言う時に男らしさを見せてくれるんだろうなと予想。
 
9巻だかに「もも太郎」のお供の話が出てきますが、鷹と虎を携えるなんて、猿・キジ・犬よりも、とんでもなく頼りがいのあるお供のようです。
 
 
あとこの3人の表紙を見て・・・なんかついついBLにつなげそうになるけど・・・まだそこまでは至って無いから私。大丈夫だから。この物語では普通に、顕と志のぶの恋を応援してるから。でも一応言うと・・・いややはりこの感想は腐女子じゃない人も読む可能性が高いので自粛させていただきますね。
 
 
 
▼キスより先に指輪を送る
『七つ屋志のぶの宝石匣』10巻二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020)
 
 
左手の中指って・・・どんな意味があるんだろう。薬指にしないところが憎い。
薬指じゃないのに、何だこの色気ムンムンなシーンは。先生の絵があっさりしてるから、さくっと描かれてるけど、このシーンに悶えた女子が多いと見た。←ネタバレ記事を読んで凄くすごく楽しみにしてたの。
 
普段は男前な志のぶも、思わず頬染めちゃってます。嬉しい。
 
この指輪アール・デコ・・・といえば宝石じゃないけど「ラリック展」やってんですよね。行きたいわ。コロナの関係で休館すると困るのでチェックしてから行きましょう。
 
 
 
 
 
 
▼「私、失敗しないので」
『七つ屋志のぶの宝石匣』10巻二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020)
 
米倉姉さん!!!
ここは、感想も何も、単に大好きな米倉姉さんが出てきた喚起で画像上げちゃっただけです。すいません。
この子、売買には失敗しなかったけど推し活には失敗。(推しがデキ婚しても私なら追いかけ・・・いやー・・・えっと・・・うーん・・・やっぱ迷うw)
 
何にせよ、恋に破れて仕事を手にするとは・・・イマドキの最先端を行く物語だなと思いました。
あ、私は女はこうであれ、とは言わん。恋も仕事も、子どもも、趣味も、好きなことすれば良いと思う。でも、時代が女に仕事をさせようとしているとは思う。何しろ働き手がいないのだから。
 
でも百合江の優しい言葉にはさすが母!!と思った。ブランド好きの女王でも、ごく潰しでも、この優しさと鋭い目があるから憎めないキャラです。
 
 
 
▼「バカだねあんた」
『七つ屋志のぶの宝石匣』10巻二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020)
 
 
このお岩さんみたいな人が。あんな大事なシーンに繋がるとは。「トップ声優」とかシュールな題材のドラマ(失礼)をぶっこんでくるのも先生らしい。
 
これで一つ安心材料になりました。ほっと胸をなで下ろしたよ。
この巻では、志のぶよりも顕自身が、俺は乃和が好きなのか?と疑ってるようで。自分の気持ちに気付いていないような感じがしますが、乃和の方は顕の気持ちが自分にないことを分かっているようですね。(おそらく、ですが)
 
そして、ついに両翼を広げたら100センチにもなる「鷹」が本領発揮するときがきたのか!?
鷹さん!!遂に!!
 
かっこいい!!
 
乃和に接近する鷹さん。おいしい。顕にはできない・・・織田ジョーのライフカードのCMよろしく「どうする??どうすんの俺!??」なってたけど・・・そうきたかー!!!
 
 
●転売ヤー
転売な、私みたいな時間ある主婦にならできるかなっていつも思うんだけど、興味ないことに時間使えない主義だからできないんだな・・・これが。
転売で儲けてる人、本当にすごいと思う。あーでもブランド物好きならできるかもしれない。
私にも、漫画の転売ならできると思うけど、漫画じゃそんなに大金にならないから意味が無いのよね悲しいことに。
 
 
 
 
 
▼遂に!!
『七つ屋志のぶの宝石匣』10巻二ノ宮知子/講談社/Kiss/2020)
 
ズッキューン!!
「ラブ ラブ ラブずっきゅんだね」相対性理論より
 
”わたし前みたいにイライラしないな”と思う志のぶ。
 
顕への気持ちが恋じゃないのか迷って、キスで確かめようとしたってこと?それとも、恋だろうと思ってキスしたってこと?
 
流れ的には前者だと思うけど、個人的には後者であって欲しい。え、どっちも違ったらごめん。
 
お互い、自分の気持ちを分かってない・・・本当に好きなのかなって疑問に思ったり、他の人を好きなのかと思ってみたり。でもちゃんとお互いを好きなように読者には分かるように描かれてると思います。
 
しかも9巻で私、あんなにキスを待ち焦がれていたのに・・・もう既に初チューは終わってて、5歳の時だと?
 
おいしい。志のぶは、何だかんだ5歳のときから顕のことが大好きで初恋で・・・っていう流れで大丈夫です先生。よろしくお願いします。土下座。
 
この憂いを帯びた顔ですよ。いつもの顔じゃないもん。違って見えるもん。女子の顔だもの。女子高生なのに、のだめよりも色気があるもの。笑 柿の元先生を思う時だってこんな可愛い顔してないわよ(さてどんな違いが...笑)
 
「やわらかかった」なんて・・・エロティックですわ。こんな一言でザワっと肌が泡立ちます。
もう女子高生だったら、もっとギャーギャー言いそうなのに。

初チューだよ??
キスだよ??
普通の女子高生なら、魚のキスにだって、もっと過剰反応するだろって思うの私だけ?笑

この反応、アラサーじゃんwwwそこがまた胸アツで良いんですけどね。

おとな...。
アダルト...。
 
でもやはり、チューは志のぶからでしたね。そんな気はしてたのよ。キスシーンありがとうございます!!このブログ先生は読んでないと思うけど、勝手にお礼を申し上げます!笑

 
んじゃ二ノ宮先生!次は・・・えっと・・・次はなに??
キスの次って何だっけ??笑
 
 
 
●やはり「鷹」だけに・・・

一人で顕ちゃんのために動き出したようですね。
優しいけれど、うさぎやネズミを食べるような、迫力あるシーンになるのでしょうか。
 
顕ちゃんを思う(心配する)きもちの強さは3人(鷹、虎、志)とも同じ(?)はず。だけど、この表紙のように鷹だけカメラ目線じゃないように、彼だけが何か行動を起こした今回。次の巻では大きく物語が動けば良いなと思いました。
 
 
閲覧、ありがとうございました。