BL
『ファインダーの蜜月』
②感想
やまねあやの/ビーボーイ
「感想①」としながら・・・②が書けるのか分かりませんが・・・。気持ちとしては書きたいという想いをこめて「感想①」にしてます。ネタバレは、あるような無いような・・・ほぼ、ただの感想ですので、大丈夫な人だけどうぞ。
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
この表紙の「水も滴るいい男」二人。「最高」以外の言葉があるでしょうか。ちなみに購入時は興奮でよく見ていなかったのですが、秋仁は、乳首透けてます。凄い。私の中でこんなん許されるのは秋仁だけです。他の子なら、乳首すけてんだけどー!と腹抱えて笑うところですが、笑えません。いやニヤニヤはする。口元がどうしても緩んでしまう。でも、大笑いではない。もうえろすぎて、恥ずかしい。直視できない。くそ恥ずかしいけど、これこそ秋仁です。エロエロ要員です。よく普通にカメラマンとして働けてるな。一歩町を歩けば通りすがりの男を誘惑してしまうだろうに・・・そういう表情してると思います。
ちょっと麻見様が引っ張って、ボタンごと引きちぎろうとしているところでしょうか。マジかよ。ワイルドすぎます。しかも秋仁の両手は麻見様の首に。この後、秋仁は右を向いてキスをねだるのだと推測。最高。
秋仁のこの憂いを帯びた表情。もう既に麻見のことしか考えられていないですね。このイラストは背景に南国の植物があるのできっと無人島だと思うのですが。これがもし誰か(カメラマンとかの第三者)に撮影されたものだとしたら・・・という目でぜひご覧になって下さい。
「はい、秋仁くんいいよいいよー!じゃあ麻見様の首に腕まわしてみよっかー」
「・・・はい」
「いいねー最高だねーそのまま麻見様は、秋仁のシャツ破く感じで・・・あ、本当に破かないで良いですからねー」
「・・・。」
「いいね~その表情、最高にえろいよー」
という会話が聞こえてきそうな表紙だと思います。あ、この撮影者、プロのカメラマンさんのイメージでしたが、これじゃ私だ。この表紙だけで腰にくる。いろいろ想像しすぎてお腹の上がズキューンです。
●感動の再会
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
秋仁の「オレオレ詐欺」現場、だと解釈(全然違う)。秋仁になら、何度、詐欺られても大丈夫です私。うちに電話してきてくれんかな。いやでも、本物だから「詐欺」じゃないのか。残念。秋仁に「オレオレ詐欺」されたい(意味不明)。しかも、最近は「オレオレ詐欺」じゃなくて「母さん助けて詐欺」らしいと聞きましたが、結局、電車の中では「オレオレ詐欺」という文字を見ました。やっぱ「オレオレ詐欺」が一番分かりやすいですよね。あ、麻見様・・・かっこいいのに、すごい稼いでるハズなのに、秋仁を語った詐欺師から「オレオレ!」って言われたらなんか騙されちゃいそうだな・・・ってこの台詞見てちょっと妄想膨らみました。秋仁を可愛がって、好きになって、フェイ様に睡眠薬盛られちゃうくらい、うっかり八ベえになっちゃってると思う・・・そんな麻見様です。
そういえば、今回、『LINE流出』企画あったんですよね。ちょっと見入手なんですが、気になるわー。まだ間に合うのかしら。
で、このシーン、目覚めたら秋仁がいて「夢か・・・」ともう一度眠りにつく麻見様も可愛いんですが、この2人の”めおと漫才”には、キュン死ぬところでした。良かった。思わぬ展開でサクッと会えて本当に良かったです。以前フェイロンに拉致られたときくらい長いこと離れ離れになっちゃったら、かなり切ないところでしたが『鼓動』で離れ離れなの、しっかり我慢したかいがありました。
とにかく、ここは感動の再会を果たした場面なのに、ギャグを挟んでくるとは・・・感無量です。
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
か・・・かわ・・・っ
ちょっと頬染めてる。可愛い目で麻見様を見上げてる・・・。本当は今すぐ繋がりたいですけど・・・という心の声が聞こえてきそうなこの、可愛い顔。ですよね。この顔で本気で「寝てなきゃダメだよ」なんて言ってるんでしょうか。本当に「寝て」って言ってるんでしょうか。本気度、0パーセントだと推測。
小悪魔秋仁です。完全に潜在的なワザトだと推測。わざと焦らしといて~の、ってことですね。勢いよく、待ってましたー!!!って食らいつくのはお行儀が悪いというこですね。ちょっと健気さを見せておいて・・・からの。小悪魔です。いや、これを素でやってるんだから、凄すぎます。歩く「可愛い」です。広辞苑の「可愛い」の説明には「高羽秋仁」と書いてあることでしょう。確認いってきます。
麻見様はちょー鍛えてますけども。何気に秋仁もしっかり胸筋あるのが見えますね。やばい。可愛い。あのジムで鍛えたのかしら。
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
ええ・・・フェイ様、痛そう・・・やだどうしよう・・・。フェイ様を痛めつけるなんて・・・と、かなり焦りました。完全に「こっち側」となったフェイ様を痛めつけるなんて無理・・・と思いました。この痛々しい姿。フェイ様のこんなお姿を・・・見たくない・・・えーと、見たくな。。。。やっぱり見たい!
麻見を助けようと、冷たくあしらわれても何か近づいてきちゃう健気なフェイ様・・・マジで幸せになって欲しい。ミハイル良い人そうだから、上手くいくと良いな。幸せになって欲しい。
なぜか、次のページではもう完全に「もっとやっちゃって~」と思ってる私がいました。
●タオについての誤解
私、勘違いしてました。いつかどこかからタオが出てきた気がして、秋仁という拠り所を失ったフェイ様が秋仁に似た若い子を飼うようになったのかと思っていましたが・・・実家から全巻送ってもらって読み返してみたらなんと・・・タオくん、超初期から出てて恐れおののきました。マジかーなりました。過去の記事にそのことを書いてるかもしれませんが、見直したけど見つけられず・・・すみませんでした。見つけ次第、訂正しますね。タオは、秋仁に出会う前からフェイ様を慕っていたのですね。
今回、ちょっと成長してて何かマジで秋仁に似てて萌えました。ミハイルと上手くいきそうですが、そしたらタオと葉が寂しくならないか、心配してしまいます。この2人ならフェイ様の幸せを心から喜ぶんだとは思いますが。
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
完全に「もっとやっちゃって~」と思ってしまったフェイ様のお顔。美貌。この美貌どうしたらいいんだろう。美しすぎてミロのヴィーナスさんですら、隣に立ちたくないと言ってました。ダビデ像さんも、あいつには敵わないって言ってましたね。はい。このコマ、この巻の中で1番好きなフェイ様のお顔です。期せずして顎クイされてるのも最高。美貌のイケメンが痛めつけられるところって、なんでこんなにエロティックなんでしょうか。フェイ様、ごめん。大変な状況なのに、こっちは萌えちゃって本当、すみません。
改めて、敵の手に落ちた危険極まりない状況で、このイケメン顔。おいしすぎます。流れる黒髪が信じられないくらい色っぽいです。何よりも肝の据わった目です。かっこいい。怒るでもなく、焦るでもなく、怯えるでもなく、ただ相手を観察しようとしている感じでしょうか。しびれるわー。この後、相手の隙をついて攻撃をしかけるんですよね。捕まってるから交わされちゃってはいますが、さすがフェイ様です。
このあと、鞭打たれる場面。最高です。ご馳走さまでした。痛そうなのに、痛い描写は苦手なのに、なぜか萌えました。ここだけは、と、はっきり言わせてくださいね。私のことを、痛めつけられるところに萌える変態だと思わないでくださいね。いや変態じゃないなら何だというのか・・・遂に自分もこういうのに萌えるようになったのかと。新しい扉が開いたようです。えーっと、長距離ランナーの・・・ランナーズハイ的な。まだ腐歴1年生ですけども。(そろそろ2年生に突入です)
捕まって、髪を切られたりしたらもう泣いちゃうけど、そういう展開なくてほっとしましたー。あ、でも髪を切ったフェイ様・・・皆さんは見たいのかしら。その辺はどうか分かりませんが。あ、そういえば葉との出会いの・・・獄中では短髪だったような・・・?
(『ファインダーの蜜月 初回限定版』2019やまねあやの/ビーボーイ/株式会社リブレ)
ドヤ顔秋仁。かわいい。秋仁にそんな才能があったとは。ここでどちらに食料を調達させるかは悩ましいところだと思うのですが、なるほど。秋仁がその役割を担うわけですね。確かに、麻見様が海でタコと対峙する姿ってなかなかシュールかもしれません。いや、麻見様なら、一睨みでタコも凍りついてしまうんでしょうね。むしろ私を食べて、と全ての生命が自分から身を捧げに来る・・・かもしれません。
そしてこの秋仁のぷりぷりのおしり。おしりかじり虫がいたら、一発でかじられてますね。おしり可愛い。にっこにこの満面の笑顔も良いですが、まずお尻に目が行ってしまう私でした。このお尻・・・本当に可愛い。そりゃ麻見様も手放さないはずです。
こんなフランクなコマでも麻見様のシックスパックは顕在です。私、数多あるBLのシックスパックの中でも、やまね先生の描くシックスパックが1番好きかもしれません。ボコボコとこの凹凸を撫でたい。撫でさせてください・・・。「LINE流出」企画の次は・・・「麻見様のシックスパック型消しゴム」プレゼントとかどうでしょうね。クッションとかも良い。え、要らない?いや要るでしょう。絶対、使えませんけどね。消しゴムとしての役割は一生果たせませんけどね。私はアリだと思います。
●裏表紙です
裏表紙のこの2人はバカンス中なのでしょうか。今は冬だけど、全く寒さを感じさせないですね。頭にハイビスカス刺しちゃってるもの。麻見様も、手にキンキンに冷えているであろうカクテルを持たれてるんですもの。あったかそう・・・これも誰かカメラマンに撮られたショットのように見ようと思えば見れます。
「はい、じゃあちょっとそのまま、腕組んでみよっかー」という撮影者の声が聞こえてきそうです。いいな。撮影のあとは南の島でデートしてから、たーんと買いものしてから帰るんでしょうね、と妄想しています。
そういえばすっかり忘れていましたが、小説あったんですね。落ち着いたら買おうと思います。クリスマスにかこつけて買いやすいから良いですね。次の11巻、発売までは買おう・・・と決めました。でもちょっと小説はレビューを読む限りでは重そうだなぁ・・・と思いながら今に至るんでした。うーん・・・どうするべきか・・・迷うのも楽しいですね。
とりあえず感想はこの辺で。もし読んで下さった方がいましたら、ありがとうございます!!
これはもう、思春期の頃から追っかけてる作品です。「腐る」という自覚もなく、でも本屋で買うなんて思いつきもせずに、ブックオフで立ち読みしてました。あの頃は、何かいけないものを読んでいるようでほんと、マセた子どもだったのです。
大人になってちゃんと全巻正規で揃えさせていただきました。
本買って、カフェで読みたかったけどさすがに誰も見てないとはいえ、この本を開く勇気がありませんでしたね。普段はレジに持ってくのは気にしないんだけど・・・今日はなんかすごく恥ずかしい思いをしながら買いました。これを買う自分を恥ずかしいと思う自分が恥ずかしいんですけどね。だってドえろいって分かってて買うんだもの。でも、もちろんファインダーシリーズの魅力はエロスですが、もうエロスだけじゃ語り尽くせないですよね。
秋仁が自分から甘えたり、麻見を心配する言葉をかけたり、甘甘にイチャコラする場面を見るたび、未だに感動してしまいます。昔は嫌々とかむりやりとかだったのに・・・今じゃあ自分から求めちゃって。優しくされちゃって・・・。本当に幸せなことです。
◆順番はこちら
1標的 2檻(ケージ) 3隻翼 4虜囚 5真実 6熱情 7渇望 8密約 9鼓動 10蜜月(2019.12)
の順番です(布教活動も忘れずに)。
閲覧、ありがとうございました!!
『鼓動』の感想はこちらから。