ファインダーの鼓動

シリーズ9巻め

 

 

 

やまねあやの/BBC

 

めちゃ待ってたけど、まさか去年発売されてたとは・・・

今のところ、ピッコマには無いようです。

 

というか、ちょっと大人な話なので、いつもピッコマの可愛いお話のネタバレを楽しみにしてくれている方、素通りするべし。

 

 

 

 

BLにはほぼ興味ない私が唯一小さい頃から(?)おっかけてる話です。

 

これ読むと、港区とか渋谷区あたり(?)に住みたくなるってゆーか。

 

 

やっぱ自分とは無縁のきらきら(?)した世界にあこがれるものなんだ。きっとそうだ。

 

 

てか・・・しばらく見ないうちに何か顔が丸くなってませんか皆さん。8巻と9巻以外、実家にあるから読み返せないんだけど(至急送ってもらおう。もしくはもっ回買いなおそう。)なんか、鼻や輪郭?の角が取れて、丸くなって・・・ませんか。

 

少女マンガのお手本みたいな「フルバ」も、途中から絵が変わってきて、最後はすっごい柔らかなタッチになって・・・皆の心の角がとれたから丁度良い演出になって・・・それ狙いだったのかもしれないけれど。(最初の絵の方が池麺度は高い。シグレとか、絶対最初のがかっこいい。キョン吉も。ユキの冷やかな目も・・・最高だった。)

 

この話もですか??麻見も秋仁を大切に想うようになり、少しずつ角がとれてきたのかな・・・ん??フェイロンも???

フェイロン・・・ていうか全員、丸くなっとるがな。全員優しいタッチやがな。

 

正直、フェイ様はもうちょっとキリっとしてても良いのではないだろうか・・・。もっと下の方で詳しく書きますけれども。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、ネタバレありの感想です。〈注意

 

 

 

 

 

 

 

秋仁は危ないからお寺に匿われてて、ついでに何かあったときの為に銃やら体術?やら練習中。どっかで生きるのかなこの設定。

 

坂崎に助けられてホテル?の一室で寝てる須藤の所に現れたのはミハイル。須藤の持ってる情報くれたら嬉しいなって感じだけど、まだ麻見のこと大好きな須藤は突っぱねる。役にたたないならさっさと殺してくれよって感じの須藤。

 

麻見のマンションに須藤の取引相手の手下が乗りこんでいたことを聞き、もうマジで戻るところが・・・まじのまじで無くなった・・・と顔面蒼白な須藤。「ハメやがってこのやろう!」と坂崎に怒鳴る。ハメられたんだ・・・まあ毎回スマートすぎるのも面白みがね。

 

 

 

麻見のところにフェイロン登場。

 

麻見の身辺をさぐるためなのか、自分の所にも監視がついていて面倒なんだよとか言って・・・るけど、麻見が心配だっただけじゃんね。

 

 

 

その頃、出て行こうとした須藤を止める坂崎とのちょっとした悶着もあり・・・この二人萌えるわ。ちょっとアリかも。(基本私は坂崎は苦手です。)

 

須藤「このままで終わらせるもんか・・・絶対に・・・。この胸の痛みをあの人に・・・」

 

きゃあー素敵。緩んだ口元が締まらない・・・。

 

(普通の少女漫画なら、主人公やっててもおかしくないレベルの須藤。贅沢な使い方。)

 

ふっきれた(?)須藤はミハイルのところへ案内しろと言います。

 

 

何とか敵をやっつけ一杯やりながら話をする麻見とフェイロンですが、フェイロンの睡眠薬入りの茶を飲み眠ってしまう麻見。

 

え、なんかそういうキャラだっけ。

 

もうフェイロンは見方ポジになってるのかな。こっち側ってことで油断してたのかな。

 

案の定、フェイロンは麻見をマカオへ匿い、その間に敵を倒してあげようと思っていました。

 

(フェイロンにくっついてる秋仁似の可愛い男の子・・・萌える。やっぱワザト似てる子を飼ってんだよね。その展開、早よ。)

 

「これはおれの問題だ。しゃしゃり出てくんな・・・」という麻見なのに・・・首突っ込みたくて・・・守りたくて・・・心配で仕方ないフェイロン・・・乙女じゃねーか。女より女らしい。

 

麻見への深い深い愛・・・深すぎるよ。海よりも深いよ・・・

 

 

 

 

とりあえず金髪の見わけつかんのやけど、

 

一番最初に、須藤の取引をじゃましたのもミハイルで・・・

 

須藤から情報もらう取引しようってことで、須藤を助けてるのもミハイルで・・・

 

ふっきれた須藤が坂崎に、「とりあえず会わせろ」って言ったのもミハイルで・・・

 

フェイロンが、麻見を狙うロシアの組織をやってくれって頼んで、見返りに自分をあげた相手もミハイルで・・・

 

はあ・・・・読めば読むほどにやける。

 

ミハイル「麻見の為に、ここまでするんだ?」

 

フェイ「私は私のためにしか動きません」

 

とか言って自分を差し出すフェイ様ーあーん!

 

フェイ様はちょっと「女」すぎて痛々しい。見るの辛いレベル・・・。まじで麻見のこと好きすぎだ。

 

麻見のために自分をあげる・・・えろすぎ。えろすぎ。

 

ミハイルまあまあフェイロンのこと本気っぽいな。

 

大事にしてくれるならアリだけどな。そろそろフェイ様を幸せにしてあげて。

 

でもだからこそ、フェイ様にはもうちょっとキリっとした顔でいてほしいというか・・・柔らかくなるとまんま「女」っぽいってゆーか。何ならかわいそうになっちゃう。ここまで好きなのに報われない思い・・・もう切ない。その切なさがまた最高にえろいんだけども。葉でもタオでも良いから、フェイ様の幸せな絡みも見たいですね。

 

あと、フェイ様のスーツ姿に・・・てゆーか出てくるだけで悶えてる方が大半と思いますが、私は、やはりスーツよりもチャイナ系のお召し物を着ているフェイロンがかっこよくて似合ってると思います。だいたい長髪だし・・・良いけど、スーツどうなの。和装っぽいのも着てるけどそれも似合ってます。。スーツは麻見とか須藤とかで十分ってゆーか。

 

でも、ふと思ったけど・・・フェイ様のタッチを柔らかくしてるのはもしかしてわざと?

フェイ様のスーツすら、立ち姿すらなんか柔らかそうな気がするもん。顔の輪郭とか鼻筋だけでなくて。もうフェイ様はネコの中のネコってことですかい。

そういう立ち位置ってことですかい。(だったら凄い。まんまとハマってる私)

 

あとがきの中に「テダレの全身凶器」・・・って書かれてるわ。

 

 

 

麻見の為に命をかける黒田

麻見を殺しちゃいそうになるくらい好きな須藤

麻見の為に体をかけるフェイ様・・・はあ。

 

 

で、秋仁と麻見はフェイロンの用意したヘリの中で早速再開できたので安心したけど、

 

何個か前の巻で、秋仁が情報を得る為に坂崎に奉仕してたじゃん。

 

それがバレて麻見の機嫌を損ねるか・・・それをバラされたくなくて坂崎の手をとって激怒される・・・そういう展開を期待しています。

 

 

 

 

 

他の方の感想読んでて気づいたのですが、ここまで2年かかってたんですね。

 

これからもいくらでも待ちます。あとがきの中に、「次巻は今年中には出せたら・・・」という文字ありますね。楽しみにしています。わくわく。

 

 

ちなみに小冊子の戦隊ものは・・・ちょっと私にはハードル高すぎってゆーか、マニアックすぎてこの萌えはよく分からんけど、私はまだまだ子供ってことですかね。これに萌える域まではまだ遠い遠い道のりのようです。私は、修行が足りないなと感じました。

 

「フェザーとブラックは絆を確かめあってるところなのよーw」は好き。

 

 

 

 

次巻までまた・・・楽しみにしています。

 

 

 

 

ちなみにここまで読んじゃって、興味出ちゃったわ・・・という大人な方へ。

この作品は9巻めですが、順番が分かりにくいので記しておきますね。

(さりげなく布教活動も忘れず。)

 

1標的 2檻(ケージ) 3隻翼 4虜囚 5真実 6熱情 7渇望 8密約 9鼓動

 

の順番です。

 

次、10巻なのね・・・何か感慨深い。作者さんも感慨深いだろうなあ・・・。いつもありがとうございます。