ピッコマ

『転生したら王女様になりました』

154 感想

ビチュ/ポドサテ/マゼンタブラック

DCC

 

 

 

◆前回までの簡単な流れ

クリスの案内にてペクチェに旅行しに来たサンヒ、悪がき(兄)1号、スジン、ジュヒョンナイト♥でしたが、帝国の刺客がやってきて、ナイトを引き連れた兄2号、フンサンまでやってきた。

騒動に気づいたペクチェのナイトたちが何事かとやってきたが、クリスはサンヒを自分の「愛する人だ」と説明する。そんなことでナイトが引くわけないだろうと頭を抱えるコリョのナイトたちだが・・・。

 

 

※そういえばサンヒの兄は3人います。たしか長男は魔力がないから帝国に人質として住んでるので殆ど出て来ません。兄1号は、この帝国に人質にとられてる(普通に生活してる)人なんですけど、このブログでは「悪がき1号(ファンソク)」を、そのまま「兄1号」と表記しています。同じようにファンソンは本来「兄3号」なのですが、「悪がき2号」の数字をそのままとって「兄2号」としています。なので、次に1番上の兄が出てきたときは、「兄0号」としたいと思います。

 

 

◆あらすじ感想

 

ペクチェのナイトが出てきて話をするクリス。早く逃げた方が良いと心配するコリョのナイトだが、ジュヒョンナイトはどこ吹く風。クリスが上手くやるだろうと分かっていたよう。

 

案の定、普通にペクチェのナイトを下がらせたクリスだが、「俺の愛する人なんだ」というクリスの良い分が通ったことに驚愕するペクチェのナイト。

 

「愛」ということがよく分からない。ましてや女を大事にする気持ちも全く分からないペクチェナイトの驚愕っぷりは、またまたおいしい場面でした。ジュヒョンナイトは、何となくこのクリスの「愛の法則」に気付きつつあるんでしょうかね。それとも、サンヒの周りでは不思議なことが起こる・・・くらいの感覚でしょうか。それにしてもジュヒョンナイト♥かっこいい。いつ見てもかっこいい。髪の毛ピンクなの、ちょー似合ってる。もう今となっては、ジュヒョンナイトはピンクしかありえない。

 

ひと段落したころ、フンサン(父)がサンヒに腕を大きく広げてみせる。

 

フ「来い」

 

ハグしろってことですかい!?と、ドン引きするサンヒだが、たじろいでいると「死にたいのか?」と脅され、近づいて行くサンヒ。最後はあと1歩・・・というところで一瞬にしてフンサンの腕の中へ。

 

「俺にハグしないと殺す」ってことですか。この脅し文句、最強の「ドS」ですね。初期の頃、まさか、フンサンに萌える日がくるとは夢にも思わなかった。死ぬほど王道なはずなのに、凄くすごく予想を裏切ってくれます。もう予想の斜め上ですwww

 

耳元で危険な目にあわせたこと、囮にしたことにでしょう、「すまない」と小さく謝るフンサン。

 

(いくら王女様とはいえ・・・・一国の国王が私たちのような女なんぞに謝罪するなんて・・・・)と、聞き間違いかと思うスジン。

 

その様子を見てか、冷静に分析するコリョのナイトたちは、もしかすると、サンヒは本当は王子なのではないか・・・という予想を立て、納得する。

 

ギャグ。

「普通にフンサンは娘を溺愛している父」なのに、男尊女卑が当たり前過ぎるこの国の人達は、まさか国王ともあろうお人が、あの強いフンサン様が、女ごときを溺愛しているとは信じられない。そういう考えにすら至らない。なんで??とか思わない。何かこれが、物語の中ですごく自然なギャグになってて、そこが凄いといつも思う。

 

ナイト「だから帝国もサンヒ王女・・・じゃなくて王子様を狙っているんだ!」

 

言い直しましたよ。面白すぎる。

 

そっかそっか王子だったのか、俺もそう思ってたわーい、だよねー、いやーそりゃ女があの扱い、変だもんねーと、意気揚々と納得しはじめるナイトたち。それを見て、バカかと呆れるジュヒョンナイト。

 

ジュヒョンナイト♥はもうサンヒの魅力に気づいているのね。それもおいしい。

 

ナイトたちがあほな勘違いをしているとき、サンヒと抱き合ったフンサンは、みるみる魔力が回復していくことを肌で感じていた。

 

その効果は、とてつもない効能をもつピュリアスをも凌ぐと実感。

 

帝国がサンヒを欲しがる理由はこれか?と考えを巡らせる。

 

ハグし終わって、サンヒを見つめるフンサン

 

フ(チューしてもいいかな・・・?)真顔真顔真顔

 

真顔!!真顔で「チュー」とか思っちゃうフンサン。何これ、ご褒美回!???神回とまでは言わんけど、何か凄くないですか?うひょー滝汗滝汗滝汗

 

一応、ナイトたちの手前、我慢するフンサン。

 

まーでもパパが娘にチューするなんて海外じゃ普通のことでしょうに。日本じゃ、ちょっと別の意味で切ない事情があるけど。そういうの、したいと思ったときにできないなんて・・・世知辛いお国事情ですね。

 

サンヒは王子だ・・・と納得した面々だが、それなら「サンヒを愛している」と言ったクリス王子はどうなるんだ・・・というところで待て、次回!

 

 

 

 

 

◆改めて感想

 

最初は、フンサンも、なんでサンヒに優しくしたいのか分からんとか、サンヒに会えなくてイライラするのか分からんって感じで戸惑ってたけど。もう完全に「俺はサンヒ(娘)が大好きなんだー!!!」って感じですね。

でも、特殊能力があるから好き・・・というわけでもなく、真に心から愛している・・・と信じています。

 

この騒動の間はジンスあらわれませんでしたね。少し残念ですが、ジンスの見せ場はもう少し先にある・・・ということなのでしょう。ペクチェ

旅行はこれからどうなっていくのか、楽しみですね。兄2号とフンサンも合流したし。

 

 

登場人物

 

◆王

サンヒたちの父

フンサン

魔力はチート

◆1番上の王子

(兄0号)

帝国の人質

魔力が使えない

◆悪がき1号

ファンソク

(兄1号)

まぁまぁチートの魔力

◆悪がき2号

ファンソン

(兄2号)

魔力はチート

◆サンヒ

現代から持ち前のブリッコで男をバッタバッタと落とす。前世で恋人のジンスと婚約者に

◆ジンス

前世からサンヒの恋人

魔力はチート

◆ジュヒョン

サンヒ付きのスペシャルナイト

ピンクの髪

◆アレックス

コリョの学者

サンヒはよく世話になっている

◆スジン

サンヒの侍女

◆クリス

ペクチェの王子

帝国の魔力学院で出会う

今はコリョのサンヒ付きスペシャルナイト

◆ドルー

帝国の魔力学院で出会う

兄2号の友達(僕)