【新刊】
飴色パラドックス
5巻 感想
夏目イサク/新書館
◆あらすじ
パパラッチの恋。
◆感想
徒然なるままにです。
○冒頭のいちゃつく2人。良いなぁ。
○カブの名前って、元治っていうんだなと今更にしみじみ思った人、私も同感です。たぶん既出だと思うのですが、すっかり忘れてます。
○張り込みの結果を報告した帰り道・・・カブの同級生・三条と遭遇。
「この展開は前にもあったぞ もしかして蕪木のお兄さん?!ですか?!」
「「えっ?」」
笑った。ふふってなりましたココ!
○カブには友達なんかいないはずなのにおかしい・・・と、三条との仲を疑う可愛い尾上。
「やっぱりマサやんもそう思う?」
やっぱりって何。自分が言わせたくせに〜
かわい~。尾上くん、可愛すぎます。そんで、めっちゃわらえます。このいじらしい可愛さ・・・。何も無かったカブに、人生に、人に、打ちひしがれていたカブに、尾上という存在がいて、本当に良かったです。
私がマサやん(尾上の友達)なら、やーもう全然そんなんじゃないからーってツッコミ(励まし)ながら内心、ニヤニヤです。
○その頃、三条に仕事を辞めて俺と組まないかと言われるカブ。もちろん断るけれど・・・
なんか波乱の予感です・・・てかこの人、イケメンだなあ三条くん。4巻だったか、俳優のイナミさんもかっこよかったけども。
○三条といることで、昔の自分を思い出して落ちて行くカブだけど
「おっせぇ!」
尾上のこの、透明感のプルップルの顔。邪気を払うかのような純粋な目。純粋すぎて、今から「海○王に、俺はなる!!」とか言いだしそうですよ(両方のファンの方、本当にすいません、冗談です)。これで記者って、確かにマジで貴重な存在だと納得。
変わらぬ尾上にホッとするカブ。何だかこのやりとりだけで癒されます。カブほんとよかったね。尾上は本当に凄い(編集長談)
○学生時代、確かにカブと三条はつるんでいた。けれどもそれはお互いの利害が一致したためであり、本当の友情なんか無かったと思ってるカブ。友達と思って踏み込んできた三条を突き放します。
「お互い利点があったからつるんでただけだろ」
すっげーカブ。尾上以外には本当に酷いやつです。尾上に会うまで、本当にいろいろ大変だったんだねって思っちゃいます。
始めは利害で近づいたかもしれなくても、一緒につるむ間に、三条には確かな友情が芽生えていたのに・・・その気持ちをくまないなんて、尾上以外には本当にドがつく冷酷なカブです。
○そうこうしているうちに、三条の会社がもしかしてヤバいんじゃないか・・・三条は本当にカブに助けを求めに来たんじゃ・・・ということに気付いた尾上とともに三条の会社の内通者を突き止め、仲直りの言葉と共に三条に密告します。
胸にきゅんとくる仲直りです。
「お前ほんとに元治か?」
と言われちゃってます。笑う(^O^)/
○そして、尾上の一言のお陰で大切なことに気づくカブ。
うーわー
何だか心があたたかくなるラストです。
お待ちかねの濡れ場・・・この尾上の肩幅・・・カブの上腕筋・・・よき。
○その後、組合の運動会にて
「あの二人ほんまなんやねん!一緒に来て一緒に帰るってカップルかよ!」
そう!カップルです!!!
この台詞、めちゃくちゃおいしい。どうしよー
今回、2人のケンカは控えめだった気がしますが、お互いに素直になれて、意地を張り合うことも減って来たということでしょうか。他の人との傷までも、拭い合うことができるようになったんですね。中島みゆきさんの「糸」という曲を思い出す程です。
そして、すごくすごくラブラブなので、有り難い限りです。三条くんがまさか尾上とカブが付き合っているなんて知ったら・・・最初は驚いてもきっと普通に受け入れて応援(?)してくれるんでしょうね。ラストの作者さんのこの書き方は・・・まだ続いてくださるのでしょうか。嬉しいです。やっぱ最後は職場にも公認になって、一緒に住んで・・・と・・・妄想は尽きません。もちろん今のままでもおいしいのですが。
そういえば、初版発行11月15日になってるので、何か得した気分です(*^_^*)ワープしたわ~まだの人、どうぞ15日までに買って、お得感を味わいましょう(^O^)/←そういえば、この『飴色~』も、4巻まで電子で買ってたはずなのに、新刊が待てず結局、紙で買っている私。中途半端な巻ばかり本棚に溜まって行く・・・。
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▼以下、私的な内容です。大丈夫な人のみどうぞ▼
これ買うとき、息子、超泣いてて・・・抱っこひもで揺られて変な時間に眠くなったらしい。すっげー静かな本屋中に響いてたと思うんですけど、レジのお姉さん、すっごく可愛くて息子に「かわいいですね(*^_^*)」なんて言って下さり、最後に手まで振って下さり・・・いやいや貴方の方が可愛いですわ。
それで店員さんの接客についてなんですが
夫に昔「東京の店員はすごい!!ちゃんとしてる!!」って、力説したことがあったんだけど、
まず人が多いから、忙しく動かなきゃいけないことが多いと思うんです。だから嫌でも経験値がすぐ上がって、接客スキルが鍛えられやすいと思う・・・という意味です。田舎だとお客さんが少ないと、スキル上がりにくいですよね。(私の地元、どんなド田舎なのか・・・という話ですが)
夫「いや、soyoちゃん『東京』、持ち上げすぎだから」
私「そうかなー?だってさー」
夫「soyoちゃんが仕事やる気ないから、苦労したってだけでしょ」