おひとりさま出産

七尾ゆず/集英社

 

ピッコマにて最初の数話が読めます。その次は待てば0円で24時間経つと読めます。

 

 


 

 

 

 

●あらすじ

年収200万円以下、アラフォー独女。彼氏には借金があって結婚できない・・・でも、40歳までに子どもが欲しい!!!と思い立ち、酔った勢いで彼氏に「結婚しなくて良いから子どもだけください」と交渉する。

 

 

以前、ツタヤでレンタルして読んで、めっちゃイライラしてそのまま勢いで感想を書いてそのままでしたが、ピッコマに上がってるわ・・・と思い、もう一度読んでみることに。

 

2018年に読んだ感想はこちらです。

 

 

●感想

確かに、この作者さんのバイタリティと申しますか・・・こうと決めたらやる!!っていうところ、凄いと思います。1巻の1話の頃は年収200万円以下の売れない漫画家さんだったのに、何だかんだ、6巻(おそらく)まで続いて、この漫画の収入だけで生活なさってるわけですもんね。40歳までに子どもを産むという計画も達成してるし、漫画家の夢もちゃんと叶えてる・・・凄い。

 

でも、そのバイタリティを、「もっと早く現実的な男性を捕まえる」ことに使わなかったのか・・・と思ってしまうけれど、

 

「もっと現実的な普通の男」って・・・普通の定義は人それぞれだし、七尾さんにとってはこれが幸せなわけで・・・

 

婚活で出会った普通の男性と結婚するよりも、「ミウラとミライちゃんの人生」の方が幸せなわけだし・・・

 

むしろ漫画的にはイライラさせられるのが「おいしい」という事もあるわけだし。ミウラさんがすっごい良い男で「なんで結婚してくれないんだ!!!!!」ってなるくらいの人でも良いけど、今よりは話題性に欠けてたと思うし。

 

それ(人の幸せ)は、私が否定しちゃいかんのかっていう結論に。

 

そっか・・・そういうのが幸せな人もいるんだなっていう結論に至ったわけです。奥深い・・・。しかも、初期のレビューこそ荒れに荒れてますが、5巻、6巻のレビューに至ってはきっと、この話OKな人が読まれてるんでしょうね。結構、許容している内容のコメントも見受けられます。このハチャメチャ感が面白い・・・と。星4とかついてるし。

 

確かに、このご家族の未来を思えば、本を買ってあげたくなる気持ちは分かります。