執事たちの沈黙
10巻感想
桜田雛/チーズFC
◆裏表紙にて
「奇才・桜田雛が描く、美しくも可笑しすぎる新境地」
とありますが
なるほど、奇才。「天才」なんて言葉じゃ言い表せないってことでしょうかね。本当の本当に、この漫画は傑作だと思います。あ、でも、10巻で角砂糖カオル先生と和巳の関係がお互いにバレると楽しみにしていたのですが、ひっぱってるなこりゃ。人気漫画の宿命ですが、この巻は、ちょっと「引き延ばし」を感じてしましました。
●和巳と身も心も結ばれ、ピッカピカの椿。
すぐに顔に出ちゃうの、可愛いですね。
もしかしてこれは・・・遂に例の彼氏とやっちゃったんじゃ・・・?と心配するモンペ(椿父)ですが、和巳に良いように丸めこまれてしまいます。
むしろ、こんなんで(一応とはいえ)丸めこまれるって、モンペ、チョロすぎじゃない?いや良いんだけど。この父にバレるのが、一番のクライマックスと予想。
「まさか彼氏の中にそんなメーターがあったなんて」
もうすっかりお友達と化した角砂糖カオル先生と共に猫カフェにて、恋のお悩み相談中の椿。彼氏の「心変わりパーセンテージ」を心配しています。
てか猫カフェなんて行って制服に猫の毛いっぱいつけて帰ったら和巳がまた・・・卒倒・・・するんじゃないかと危惧してしまいますが。
カオル先生に神頼みはどうかと言われ、1個5万円の縁結びの象を買う(2こ)椿。目が飛び出す和巳。
椿、グッジョブ!!!和巳の面白い顔、かわいいですね。盛大に笑いました。
そんなに心配なら・・・と婚姻届を書く和巳。
・・・。
これ、大人になった今なら分かる。相当、本気。本気も本気。和巳は椿にベタ惚れです。でもだからって、未成年の方がこれ読んでて、悪い大人なのに「婚姻届書いてくれたから」って、それだけで相手を信じてはいけませんよ。めっ!相手が自分をどれだけ大切にしてくれるかを客観的に、冷静に見極めましょうね!!
「俺の人生くれてやる」
・・・。
少女漫画だからって・・・全く・・・そういうこと言えばこっちが萌えると思ってんだからほんと勘弁してよねー・・・
・・・・・・。
萌えた!!!えもい!!!和巳!!!大好き!!!あーん、あたしもお嬢さまに生まれたかった~ん♥
そして、2回めのえっちはラブホで・・・
「自分の女にへたくそ呼ばわりされてキレねぇ野郎がいると思うか?」
強引にちょっとキレてる和巳さま、まじでかっこいいんだけど、おいしいんだけど、えもいんだけど、でも、別にヘタクソって言われたくらいでキレる男はそんなにいないと思うwwwwそんなことでキレ出したら結構ヤバい。(でも、同棲してるとか、婚約中・・・とか、それくらい親密になるまでは「へたくそ」なんて言わないでおきましょうね♥)
「知ってるか?ラブホって部屋に窓がないんだぜ?」
いえいえ、あります。ただ、開けないだけで。
「気絶するまで可愛がってやるよ」
・・・ズキューン!!!
和巳さま・・・サービスショットありがとうございます。
「私 和巳がそんなに求めてくれてたことに全然気付けなかった!!」
義茸が・・・www
あああ・・・www
ラストにて、やっと角砂糖カオル先生と義茸・・・いや義経が対峙!!!
あーもうすっごい気になるー!!!