【BLノベル】

刑事に甘やかしの邪恋

高月紅葉/ラルーナ文庫

 

 

 

●あらすじ

マル暴の刑事の下っ端、三宅大輔(受け)は、イケメンヤクザの田辺から情報をもらい、代わりに体で返す関係だが・・・。

『仁嫁』シリーズのスピンオフ?的な話(どっちが先なのか知らんけど)ですが、これだけ読んでも全然いけます!!

 

 

 

●まだ1巻のみだけど、感想。

 

 

〇今の時点で私が読んでるのは、

本編『仁嫁』

ユウキの『花売~』2冊

『横浜三美人~』

『夜明け前まで~』

『用心棒に~』

ここまでの知識のみです。

 

 

〇なもんだから、『仁嫁』の中での田辺って、どうしようもない奴っていうか。

実際、そうなんかもしれんけど、かなり憎まれ役だと思ってる。思ってた。

 

佐和紀のキャバレーでの女装も見に来てたやん。

 

でも、これ読んだら、1巻だけでも十分、甘々じゃんね。

 

誰!?だよね。

 

こんな大事にしてる人いるのに、キャバレー来たらあかんやろー。ええけど。おいしいから、えぇんやけどー。

 

田辺のずる賢いところ、いや~な奴なところ、もう、だんだんはがれてきてる。このままじゃ、ただの「イケメンの優しいヤクザ」になっちゃうんじゃないの??って心配してあげなきゃいかんくらいです。それくらい甘々や。これ、レビュー読んだらもっと甘々になるらしいから、凄い楽しみ♡♡

 

2巻で結構本格的に問題が勃発するらしいので、ヤクザっぽくどういう流れになるのか楽しみや。

 

 

 

〇「あんたにはさ、分らなくていいんだ。俺より良い男なんで見なくていい」

 

たなべー

 

おぃいいい♥♥♥

 

好きすぎるやろー!!!

 

 

「俺のこと、かわいそうだと思えよ」

 

うわーずるいわー・・・溜息でる。

 

これ。これだよ、これこれ!!!

 

こういう台詞が、マジでぐっとくる。上手いよなぁ・・・よすぎて泣けてきた。

 

こういう台詞、かなり周平っぽいけど、ワザト・・・なのかな。周平の舎弟はみんな、周平に似てくるっていうことだもんね。大輔を仕込む前に、自分が周平に仕込まれてんだもんねきっとね。

 

高月先生、あざーー!!!

 

 

 

 

〇佐和紀は、結構、最初のころ、男なんだけど幼い感じやった。何かあっちゃ飛び出したりしてね。してくれとも言い出せなかったり・・・。でも、この大輔さんは、まぁさすが刑事なんで、強靭な精神なんでしょう。男らしいです。

 

 

「助けてもらった礼に、自分から部屋を用意するなんて絶対に無理だ」

 

 

最初は全然、好きとも嫌いともいわずに、嫌々、情報の為に仕方なく抱かれているような・・・でも情はあるような。

その匙加減、絶妙なんだけども・・・

 

男だよ大輔さん。こんなかわいい人がいたんだね、田辺。

 

 

 

 

「お前のアニキ、たいがい、頭おかしいな」

 

うん。あたしもそう思うwwww

 

周平は、頭おかしいwww

 

由紀子に頭のネジ10本くらい抜かれたんやろうなと予想。そういう意味では由紀子に感謝かな。

いや、由紀子に出会ってなくても、周平はいずれこうなったのかしらね。佐和紀と周平がもし岡崎に引き合わされなかったとしても、やはりどこかで出会ってただろうな・・・と思わせられるように。

 

 

 

 

 

 

〇そんで、やっぱ周平は「色男」で「えぐい」のが、「かっこいい」って・・・もう訳が分からんよ高月先生。いや、分るんだけど、それにしても、周平はエグすぎてなんも言えん。分かるけど、分らん。分からんけど、分かる。

好きな男の前で、女抱かされてそれでも「いい人なんだけどな」って・・・言えるところが・・・訳わからんよ。そこで簡単に認めちゃう程に、田辺は頭もキレるってこと・・・なんだよね。

 

このぶっ飛んでる設定によって、周平の男ぶりが、やばいくらい伝わってきて、本当に魅力的。周平ほどぶっ飛んでる色男は知らない。

まじでかっこいいと思う。

 

私は、BLノベル界において、付き合うなら周平。結婚は『VIP』の久遠さんって思ってる。うん。すべての漫画とか小説入れたら誰だろ・・・『のだめ』の千秋様かな♡♡(どうせまた別の記事では違うこと言ってると思う)

 

周平とは、ひとときのアバンチュールでいいっす。どっぷりハマるのは無理っす。でも、この人に、一時でも、ちゃんと人として女として大事にされるってことは、かなり心酔してくれてるってことだろうから、その時点で、ほかの人と結婚なんかさせてくれないかもしれないな・・・と不毛な想定を繰り返す私。妄想はタダなんで。

 

佐和紀も周平を好きになったから良かったけど、ならなかったら、大変なことになってた・・・よね。田辺や岡崎たち同様、自分に迫ってくる周平を一刀両断する佐和紀。初めて自分になびかない人間に面白さを感じつつも戸惑う周平。

 

・・・でも、やっぱ最後は一緒になるんだろうな・・・ぜひ、2人が出会わなかったバージョンとか、最初は全然好きじゃなかったのに・・・から始まるアナザーストーリーも楽しみにしてます。もっと『仁嫁』が売れて、同人SSとか出てきて、どこかでお目にかかりたい。

 

 

 

 

kindleUnlimitedで読めますよ。

 

 

 

 

この次は、暇な人のみどうぞ

 

 

●本編『仁嫁』を読み終わって久しいが、何度もこの『刑事に×××』シリーズを買うか迷っていた。kindleUnlimitedで読めるらしいから、そっちに登録して読むか、一冊ずつ買うかも迷ってた・・・

 

でも今日、夫が仕事から帰ってきてご飯食べてるとき何気なく言った。

 

夫「そよちゃん、今日なんかまた本買ってたよね」

私「・・・え・・・(なぜ、それを・・・)あーバレてたんだ?」ニヤニヤ

夫「昨日、池袋で1万つかったのにねwww」

私「・・・。(そーでした)」

夫「お昼もすき焼き食べたのにね」

私「・・・。」

 

まだ月のはじめなのに小遣いを使いまくってるので、kindleで小説買ったことは黙っておこうと悪い知恵を覚えた私。でも、ノベルは全部、夫のkindleで買ってるから、何か買うと夫にメールがいくからバレるのすっかり忘れとった。漫画は自分のIDで買ってるから騙せるのだが。

(最初に何も考えず夫のIDで買ってから、シリーズが分かれると面倒なのでそうしてるだけで、深い意味はない。)

 

私「いや、これには理由があって」

夫「・・・」

私「昨日J庭で買った高月先生の新刊、『運命の恋なら』だけど、あれは『仁嫁』だけじゃなくて、『愛淫堕ち』と『刑事に××』の番外編も書かれてるの。

だから、それ(新刊)を読むために、まずは『刑事に××』と『愛淫堕ち』を読まないといけないの!ドヤー」

 

ババーン!!

 

夫「・・・読まないと、いけないことはないよね」

 

私「いーや、読まないといけないの!!」

 

うちは今日も平和です。