【ピッコマ】

宮毒 66 感想

雪蘭の切ない胸の内

 

 

テル/Ga-yan/シン ジサン

 

 

たどり着いた方、常連の宮毒ガールズの方々、ありがとうございます。

そよです。

 

 

 

「もういい!さがれ」

 

ここの言、かっこいな(顔が)

 

いやー怒ってますね。妲己がいなくなって結局、心配しまくってますね。これはもう、「もっと心配しろー」「もっとイライラしてしまえー」ですね。本当はそういうところ、子どもなんだけどね。何があっても動じたらいかんでしょそれこそ王なんだから。でも、やっぱ、気付いてるんだか、気付いてないんだか、分からないけれど、妲己が他の男を部屋に招いたのがどうしても許せなかった。追い出したって、妲己が目の届くところにいないとイライラして不安になる・・・それが恋だよ言。はやく気付いて、妲己に優しくしてあげてよ。

 

 

 

雪「あの方が王でなければ」

 

雪「私たちが銀の国の平凡な百姓だったらよかったのに」

 

 

ああ、そうだね。

 

雪蘭の切ない気持ち、分かるよ。

 

 

 

この雪蘭の寂しい背中といったら・・。でも、それは妲己も言も同じことを思ってるかもしれないんだ。あえて、雪蘭にこれを言わせるところが、憎いですね。妲己の立場の人が一番そう思うと思うんだけど、でも妲己は(普段の妲己なら)強情だからな。

 

例えば妲己と雪蘭がティータイムしてたとして、雪蘭が「自分と陛下がただの百姓だったら、と思うことがあるんです・・・妲己様は如何ですか」と問うたとしても、妲己は「どうせ、今の私の立場じゃなければ、言が王でなければ、私たちが会うこともなかったでしょう」なんてクールに言ってそうですけどね。

 

 

 

妲己も、雪蘭も、何があっても動じず強気だったときは、ちょっとは素直になれよと、こちらの苛立ちも半端なかった。けれど、言に本気で拒絶されて心折れた妲己や、あの人に少しでも愛されたいなどと思う自分は身の程知らずなのではないかと自信をなくす雪蘭にはもう・・・

 

 

 

幸せになれよ・・・としか・・・

 

 

 

この2人(妲己と雪蘭)・・・最近の少女漫画だったら友達になる未来もありえなくはないのに・・・たぶんそうはなれないんでしょうね。同じ男を、物心ついた頃から全身で愛する女として、いつか2人の運命が交わるときがきたら、それも良いな。

 

 

 

と、このように、最近は20周くらい回って、皆を応援する悟りの境地に達してますね。

ここまでこれたらあとは大丈夫かもしれん。いつも月曜日に、私が読む頃には既にいくつもの「いいね」が押されてます。皆さん、きっと同じ気持ちでしょう。

 

 

私は嘘は書かない主義です。面白くないのに「超面白い」とか書きません。

まだ2人に何の進展もないけど、何なら後退してる気もするけど、ここまできて、憤りながら読んだかいがあった気がしています。こんな日が来るとはさすがに思ってなかったんですけどね。

まだ初期で「どうなんの???」って思ってる方、惰性でも良いから頑張ってください。本当に。

 

 

まだ読みに来て下さってる宮毒ガールズ、たどり着いた宮毒ガールズ、ありがとうございます。

妲己と言と雪蘭と、銀髪、そして緋温♥の幸せを見届けましょう。