【BLノベル】

交渉人は嵌められる
榎田尤利







名作だ。
いや、傑作だ。
今となっては、大好きな作品になってしまった。わーい



〇あらすじ
交渉人、芽吹(受け)が親友を失った過去の自分と真っ向から向き合う。親友を信じられなかった自分は、今度は絶対、人を信じる...と自分に暗示をかけ...




皆さん絵についてブーブー言ってますが、私もこの表紙はどうかと思う。

でも、ほぼ気になりません。



「俺と同じ職業にはなってれるな」って、爺ちゃんヤクザ?かと思ってたら、スリか...


海外じゃ普通に笑顔で観光客を狙うジプシーだらけだしね。日本人は美味しいカモネギ。

環の鮮やかな手口、お見逸れしましたー!


しかも、天才詐欺師の本当の狙いは兵頭(攻め)!!


美味しい展開あざー\(^^)/



若林との旅行エピソード、めちゃくちゃ良い。若さとフレッシュさ、ナイフみたいに尖った芽吹の暗黒とそこから自分を救ってくれた若林とのキラッキラの青春がよーく分かります。


までも、そんな唯一無二の大親友に、
あんな事勧めるか?一瞬でも疑う素振り見せるかな?


弁護士として、1番傷の少なそうな方法を考えて実行したってことか。

やー本当はやっぱ疑ってたのかな。

そうなら切ないね。


本格的に面白〜てなったの2巻からだけど、この巻「嵌められる」はもう!傑作。


まず芽吹が兵頭の組の一大事と分かっててUSB渡さなかったんだから、兵頭が芽吹よりUSBをとっても責められるかどうか...


ま、かなりの打撃は受けていますけども。


で、前の記事にも書いたけど、ボールペンに入るUSBってどんなやねん...て思ってたけど、こういうのはあるらしい


↓↓↓あたしたちが使うとしたら、彼氏の浮気現場調査した極秘ファイルを閉まっとくとか?
えろえろのBL同人SS(自作)を保管するとか?あっはっは〜



「どうやったら死人に勝てるんです?俺は何でもできますよ

本当に、なんでも出来るんだ...俺は」


兵頭の台詞が痛い

胸が苦しい

そして、美味しい...


はい。もう迷わず次の巻買ったね!www