【BL】

赤のテアトル

 

緒川千世/祥伝社

 

 





緒川先生の作品、初です。こんな素敵な漫画家さん、未読だったとは、お恥ずかしい...。



 

あー、ちょっとこれは、最近読んでた作品の中で、一番ドス黒い・・・

 

グズグズに愛される系のゆる~い話しか読んでなかった甘ちゃんのあたしにはちょっと何かが刺さってしまった。

 

レビューをチラ見して買ったのがいけなかったか・・・とちょっと後悔・・・。


 

後悔したけど、ラストまで読んで良かったー

 

やっぱ物語はハッピーエンドに限るよ。

 

 

 

★ハピエンじゃ満足できない方へ韓国ドラマ”アイリス”をご覧ください。

私が今まで見てきた漫画、ドラマの中で(最後まで観れたやつの中で)一番衝撃というか、不満なラストでした。アジア人って、なんか死を美化してるとこあるんだよなあ・・・戦争で美しく死ぬとか、誰かの為に死ぬとか、分からんでもないが。

 

 


 

●「赤のテアトル」あらすじ

 

成り上がり靴ブランド「アバルキン」の栄光と繁栄を支えるのは、靴職人アダムと、広告塔・兼、営業(枕)のユーリ・・・2人の思いはすれ違っているようで・・・・

 

 

以下、軽くネタバレしちゃってますが、良いですよねー!!!と言う方のみどうぞ。

 

 

 

 

 

●本題感想




 

この話は、結局のところ何が言いたいかって

 

 

好きなら好きって、素直に言いましょうねー!!!

 

 

ってことだと思う。

 

 

うん。そうだ。

 

 

 

絶対そうだ。

 

 

 

でも、確かに現実でこそ、なかなか素直になれないものだし、どんなに実力のある人でもスケコマシでも、本当に好きな振り向いて欲しい相手に限って、上手くいかない思いを抱えているものなんじゃないだろうか。





あーでも小泉さんと滝クリさん結婚なさったのよね。おめでとうございます。このお二人のような何でも持ってるように見える方にはどんな悩みがあるのか...きっと我々には考えもつかないような複雑な悩みから、え?!滝クリもそれ悩むんだ!?みたいなほのぼのした悩みまでいろいろあるとは思いますが...いやーDAIGOと北川景子さんの結婚くらいアツいわ。結婚生活、ちょー気になるわ(笑)




 

 

がむしゃらに頑張って頑張って、ボロボロになって、気付いたら全てを手にしていた・・・でも、ただ一つだけ、貧乏な頃を支えてくれたいたあの子はもういない・・・みたいな(漫画の読みすぎかコラ)

 

 

 

でも、この話には、栄光も何も必要ない。

 

 

がむしゃらに頑張って頑張って、お互いがいればそれでいいってことに気付くんだよね。

 

 

 

過激なえろシーン好きな人におすすめです。最後は気持ちのいいハピエンです








スキャンダル!!




スキャンダルといえば、私にはテレサ・テンだけどなー別に世代ではないのですが(笑)




この人、凄いキーパーソンなのよね。



まさか、そうなる???



ってなったわ。



ハラハラドキドキ、やばい予感しかない!!!










最初から、ユーリは素直に言ってんのに、なっかなかアダムが煮え切らないのよねー




好きな人と一緒に高みへ上る、好きな人と一緒に何かを成し遂げる...それって素晴らしいことだけど、







あなたがいればそれで良い。





そういう幸せに、私達は弱いなぁってつくづく思うのですよ。