【BL】

愛の裁きを受けろ!

 

樋口美沙緒/花丸文庫

 

シリーズ3作目

 

 

 

 

 

 

 

 

●あらすじ

 

ハイクラスで名家、タランチュラの陶也と、カイコガの特性で喋れない郁の恋。

そして筆談と「いく(猫)」!

 

1巻の「愛の~」と少しだけ繋がってます。

この次の4巻にも繋がってます。

 

 

 

 

 

●感想

 

 

○最初、しんどかったwww

 

 

なんでそんなに冷たいんだ、攻め…もっと優しくしてやってよ…ただでさえ弱い種族のカイコガに…。

 

 

冷た過ぎて、攻めが酷過ぎて泣くかと思ったwwww

 

 

皆さんレビューで「感動して泣いた!!「ハンカチ必須」て書かれてますが、私、違う意味で泣くとこやったwwww

 

 

 

 

○陶也は郁のこと全然気にしてないように見えて、篤朗に

 

「別れなきゃ皆で郁、輪すよ」

 

って言われてちゃんと郁と別れる陶也…。

 

 

 

おいいいいい!!!

 


郁のこともう、めちゃくちゃ好きじゃねーか!!!

 

 

郁が30より前に死ぬと言われて茫然とする陶也…。

 

 

 

 

 

おいしい!!!!

 

 

 

 

 

 

○モブの強姦、輪姦あり…

 

♪ジャ‐ジャンジャ‐ジャンジャ‐ジャンジャジャンジャンジャン・・・

(↑ジョーズのテーマw)

 

良い雰囲気になってきたらもう、いつ強姦シーンくるのかと思って気が気じゃなかったwww

 

 

最初にコレ聞いてたら、ノミの心臓の私にはしんどかったと思うけど、先に次巻を聞いて「未来」と「篤朗の本心」を知っていたので一応大丈夫でした。(大した描写なかったw)

 

 

 

 

 

○カイコガだから、絹糸出す設定を期待していたけど、無かったな…

 

何よりそれが残念wwww

 

「何か特別設定の糸(絹糸)」が高く売れるとかの設定欲しかった。

 

 

 

 

 

○カイコってめちゃ可愛いもん。

はっきり見た目を知らない人(蛾やモスラがダメじゃない人)は検索してみて下さい。

超可愛いですよ。

何か、母性本能くすぐられるw

実は昔から気になってて、飼いたいと思って調べたこともある。

飼いたいけど、何年も可愛がれるようなものじゃないから、諦めてます。

せめてハムスターくらい生きてくれるなら絶対飼ってるな。

 

 

 

 

 

○いつの間にか純愛になってた

 

斎藤さんの儚い声めちゃハマってます。

何の違和感もないです。

 

斎藤さん、もしかして前世カイコ??

(失礼だったらすいません。いや何度も言いますが私はカイコは大好きです!)

 

 

原作未読の私はこの作品、一番好きかも。

泣きたかったけど、さすがに泣けはしなかったけどwww

 

 

もう陶也デレデレ!!!デレデレだよぉ!!!

 

きゃああああ…

 

甘々…

 

甘い…

 

 

あっまー(._.)

 

 

 

 

○疑問

 

このシリーズよく赤ちゃんデキそうになったりデキたりしてますが、蜘蛛と蝶の子って何になるのかな?

この巻でも、カイコガの郁のお母さん出てきてますが、カイコガは30まで生きられないのに、お母さんは何者なの?お父さんがカイコガですぐに亡くなってるから出て来ないわけか…。

 

父か母のどちらかの虫の遺伝子を受け継ぐ形になるのかね。

 

蜘蛛と蝶の子どもなら、「飛べる+糸出せる」みたいにならんもんかね。

 

みんな「オオスズメバチ出身の~」とか「タランチュラの~」とか言ってっけど、同じ種族同士でばかり結婚してるものなのかね。

 

ヘラクレスオオカブトオオスズメバチのミックスなんて、超強そう。「羽+硬い殻?+毒針+ツノ」


もう最強やろ。





確か、何千年も前から節足動物と交わっていたということなので、「タランチュラとシジミチョウ」の2人のように、もうかなり血は混じり合ってると思うんですが…。

 

そこんとこもっと詳しく知りたかった。小説には詳しい設定があるのだろうか。

 

 

気になる・・・

 

 

 

 

○BLにこういう感想言うのは邪道って思うけど

 

身分違いの恋にしても、カップル2人ともにしても、名家の出や素晴らしい遺伝子を持った男たちが、同性愛に目覚めるって。

 

別に良いけど、その遺伝子もったいねーって思うには思う。