bananafish 感想②

 

 

 

 

つれづれなるままに…

腐寄りの感想ですので、あしからず。

原作未読ですが、落ちついたら全巻いっきに読みます。

その頃また漫画の感想も書けたらいいな…

 

 

 

 

 

観はじめた頃は・・・

 

エロ要素も恋愛要素も皆無で正直いつ辞めようかと思ってましたが、どっぷりはまって、ネタバレ読んで、2人は結ばれないわアッシュは死ぬわと知って・・・・・もう絶対観たくない・・・と思ったけど、やっぱ観てしまいましたね。

 

 

面白かったです。

 

 

 

 

●緊迫感の中のハロウィンとか、納豆とか、息抜きがすごく有り難いですね。幸せな気分になります。

 

かぼちゃに絶叫するアッシュが17歳の年相応の少年に見えて、笑う場面なのになんとも切なかったけど。

 

 

 

 

●オーサーの最後

 

オーサーが血のついたナイフ舐めるシーン・・・三谷幸喜映画を思い出す。

他でちゃんと(実写ではないが)そのシーン観たの初めてだよwww

 

「いい加減逃げるのはやめて俺と勝負しろぉ!」

 

アッシュかっこいいけど、でも、そこすぐ殺しちゃって良かったんじゃ…

 

だって既にオーサー何回あんたらのこと裏切ってんだよ!!

卑怯な手使って!!

 

こんな大けがしちゃって…そこが男らしくて良いんだけど、でも、アッシュの体が心配すぎて「なんでやねん・・・」てあの時は思ってしまったwww

 

結果オーライだけどさ。

 

 

「日本へ帰れ!俺はお前に見られていたくないんだ!!!」

 

悲痛な叫び。ああ・・・でもこの気持ちすらも英二は包み込んでくれるんですね。

 

 

 

 

 

●「海街ダイアリー」では「鎌倉」が凄く大切なようにこの物語も背景がすごく素敵。

 

原作ではベトナム戦争だったところがアニメでは湾岸戦争に変わってるのね。

 

詳しく分からない私には、何がそんなに重要なのか…と思わないこともないけれど、

 

体が小さいことを生かして密林に隠れて敵を襲ったベトナム人たちは、当時のアメリカ兵にとって本当に恐怖で、どこから出てくるか分からない気持ち悪さでそれはそれは大変だったと聞きましたから…まあ湾岸戦争とは全然違う緊迫感があったんでしょうことが伺える。

 

原作はそこらへんの悲惨さみたいなのも、もっと詳しく描かれてんのかなって推測。

 

(要するに、私はこのアニメ、BLを期待してみてきたけどBL要素がほぼなくてガッカリした。でも、これでも本当は結構大切な肝の部分を削ってBL要素を入れてくれてたんだなって思ったwww)

 

 

 

 

●18話

 

A「何の見返りもなく俺を気にかけてくれる人間がいるんだ。もうこれ以上ないくらい俺は幸福でたまらないんだ」

 

B「それではお前は破滅することになる」

 

A「偽物に囲まれて生きるよりずっと良い」

 

アッシュが、これ以上ない暗い幸福でいる…その事実がどれだけ私たちを安心させてくれるか。救ってくれるか。

 

この科白があるから、ラストも受け止めることができます。

 

 

でも、何も知らなかった少女の頃にこの話を読んで

 

「なんで死んだんだー!!」と作者に抗議

 

するくらいハマって読みたかったですね。

 

今はこんな私も一応大人だから。

 

普通に「あーアッシュは幸せだったんだね」って思えるけど、逆にそれが何だか寂しいよ。

 

アッシュの死を受け入れられずに眠れぬ夜を過ごしてみたかった。

 

(アニメ観初めて、最後死ぬって知ってから観るのやめて、そこから”よし観よう”って思うまでに少しは時間かかってるんですけどねwww)

 

 

 

●20話

J「悔しいけどまだ愛してんの!!」

 

ジェシカ!!!

 

アンタが1番かっこいい!!!ジェシカのお陰でアッシュやマックスが捕まったことに気付けたよ。

 

そのあと、英二やシンもよく戻ったな!!さすが!!!

 

 

月の科白

 

アッシュは英二の前でだけ

「人を寄せ付けぬ山猫から、甘ったれの飼い猫になるんだ」

 

あーなんでここまで胸○そ悪い雰囲気が描けるんだ・・・すげーな・・・

月も悪いやつじゃないのに・・・アッシュより何倍も甘ったれな感じあるのになあ・・・

 

余計に痛々しさが出てる。

 

 

 

 

●英二

 

「君を失いたくないんだ、君のためなら何でもする

一緒に日本へ行こうアッシュ、日本なら銃を持たずに暮らせる

これ以上、君を危険なめに合わせたくないんだ」

 

うん。私もそれが良いと思うよ。

このとき、観てた全員が「そうしてー!!!」って思ったと思うよ。

 

 

 

でもな、アッシュの幸せは私の考えるような甘ちゃんの幸せじゃなかったの。

手を繋ぎたいとか、キスしたいとか、体を繋げたいとか、一緒に暮らしたいとかそんなの、たぶんどっちでも良いの。

 

そんなことよりも、英二が幸せでいてくれたらそれでいいの。

 

英二が自分のことを誰よりも大切に思ってくれてるっていう事実だけで十分なの。

 

だってアッシュはもう孤独じゃないんだから。

 

英二を思いながら逝けたんだから。

 

 

 

 

いや、やっぱ欲言えば、一緒に暮らしたりしたかっただろうけどな!!!笑

 

 

 

 

あの少ない時間が幸せな時間よ。

「ありがとう」とか「おはよう」とか言い合ってな…

アッシュも一瞬、俺も幸せになれるのか・・・と思っただろう

 

 

 

 

 

「もう、やっちまえよ!!」とかBL的な感想たくさん書こうと思ってブログ書き始めたのに…なんか気付いたら普通のことしか書いてないあたし・・・納得いかんwwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●レビューでは結構賛否両論…

 

アメリカという舞台の壮大さ、ギャングたちのゴチャゴチャした感じ、自由の女神、コルシカマフィア、ゴリゴリの男たち、マリア様、豹、英二という砦、死を意味する魚…上手く描かれてると思うのですが、まあ原作ファンがいろいろ文句言うのは仕方ないか…。思い入れが深い名作だからこそいろいろ言いたくなるってもんです。

 

でも、いろんな人に知ってもらう、話題にしてもらうというのも大事なことですし。

 

BL要素が一個もなかったら私はこのアニメ、まじで途中で観るのやめてましたよ。(原作ファンやBLに期待してない人は、逆の意味で観るのやめたのかもしれないけど)

 

制作側で今回のアニメが成功と称されてるのか失敗と称されてるのかは分かりませんが、私はすごく良かったと思います。それはやっぱBL的な見方をしてしまうからかなwww(全然声優に詳しくない私でも知ってるくらいBLで有名な方が多数出演されてましたし。)

 

まあ腐人は良いですよ~

 

アニメ化したらちゃんと全部観ますし(文句は言うかもしれんけどw)

 

思い入れが深い(心酔)からちゃんと本やCDを正規で買いますし、何なら布教用、保存用・・・とたくさん買う人もいます。良い年頃ですからお金も持ってますしね(私はしがない主婦だから持ってないなりにやりくりしてますが)

 

時間も有り余ってるから、こうしてアニメいっきに全部観たあと感想ブログまで書いて布教活動したあと、全巻買うか、ツタヤでレンタル…と、経済にも貢献してるwww

 

もっとファンになればグッズを買い集め、画集も買って・・・と良いことづくめです。

 

何はともあれ私は、BL要素を盛り込んで下さった制作側に感謝www

 

あ、でもキャンディーバーの歌は、別に良いけど、恥ずかしかったwwwww

 

サービスしすぎよスタッフさんwww

 

 

 

 

 

●この話がBLか調べてて初めて出会った言葉ですが

 

男の強い強い友情のことを「ブロマンス」というのだそうです。

 

▼ブロマンスについて▼

 

ホームズとワトスンのような

フロドとサムのような

明智小五郎と小林くん?のような

乱太郎、切丸、シンべえ、のような??

 

BLと少女漫画の間・・・と書いてる人もいたな。

 

ほえ~そういう言葉があるのか…

 

このアニメに関しては完全にBL匂わせてたと思いますが、原作漫画はどうなのかな・・・すごく楽しみです。

 

 

 

 

 

あーとりあえず観終わってほっとしました。

 

観てる間中、ドキドキして大変でしたからね。

 

そういえば久しぶりに観たくなって「極妻」4枚もDVD借りてきたのにまだ1本もみてないのに、もうすぐ返却期限という…

 

何やってんだあたしは・・・

 

また極妻みてハラハラするという・・・いやバナナフィッシュの方が、極妻の10倍はハラハラしたと思います。

 

 

ここまで読んで下さった稀有な方、ありがとうございます!

 

 

やっぱアッシュ死ぬとか苦しい・・・また同人読んで心落ち着けないと耐えられん・・・。