ニンゲンですが魔王に嫁ぐことになりました
66話
67話
ネタバレありの
あらすじ感想です
●66
ニンゲン界にて・・・
ルピアの侍女ベッキーとエドウィンドが魔法の?指輪を使っておしゃべり中。
何か企んでいるエドウィンドと、ルピアを助けるために・・・と話に乗っかる侍女ベッキー。
エ「あなたがやらないと、この話は一向に進まないんです!!」
ベ「・・・。」
エ「仕方ない。僕が乗り込みましょうか?」
ベ「・・!!!」
それでは大変なことになってしまう!!ということで
ベ「・・・やります!今夜!」
夜更け
ルピアを助けられずすっかり酒におぼれた兄、イデカルンの部屋へやってきたベッキー。
酒くさく、ロイヤルナイトイデカルンの姿は見るも無残。
イ「見たことがあるな、ルピア付きの侍女か」
名前を名乗って挨拶をするベッキー
ルピアを助ける方法があると切り出すが、いかれた女の寝言は聞けんと突き放すイデカルン。
エスベック家の公子エドウィンドがお父様の研究室を探り、何か手掛かりを掴んだようだと持ちかけるベッキー。
ベ「こ、これを・・・オドウィンド様から預かった魔力のこもった指輪です、これを使って通信できます」
ベッキーが指輪を差し出すと、受け取るイデカルン。
イデカルンの兄のカイリードは真っ先に旦那様に告げ口するだろうと、イデカルンにしか伝えていないことも話すベッキー。
帝国に仕える者として、この計画を止められては困るので旦那さまや奥様には内密に・・・とも話す。
ルピアを救い出せるかもしれないと聞き、エドウィンドに会いに行こうと決めるイデカルンたち
●67
その頃の魔界
イーディスと別れて2週間
ついに、アユニとの約束の日の前日になった。
アユニは高熱を出し寝込み、話すどころではない。
セキラ(平和っぽい立ち位置の)はまだ悩んでいるようで、人間界に戻るか決めかねているようだ。
エリナ(金髪ストレートヘアの剣術してる方)は、人間界には帰らないと決めているように、剣術の上達を楽しんでいる。
エ「・・・とても楽しいよ」
幸せならいいか・・・
一生会えなくなったらどれほど辛いだろう・・・
湖で一息ついたあと、部屋でルピアのところにイーディスが姿を見せる。
幻ではないかと疑い立ち尽くすルピアだが、
イ「早く来い。せっかく急いで帰ってきたというのに」
まだ疑いながらも駆け寄るルピア
ル「確かお帰りは明日のはずでは」
イ「ああ、残りはロイとアロデに任せた。そのための部下だ」
・・・もう会えないかもと思っていたのに・・・
疲れてるならお茶でもいれましょうか・・・と自分の心に背を向けるルピア。
『様』付けについて、俺が嫌なんだからやめろと言われる。
ル「い・・・一応私よりははるかに年上でしょうし」と笑ってごまかすルピア
イ「そんなに礼儀を重んじる性格には見えなかったが?」真顔
ル「し、失礼な!!!これでもすごく気を張ってるんですよ!!」
イ「だいたい人を殴っておいて今更・・・」
え・・・
泣きながらイーディスの胸をバンバン叩いていたことを思い出し赤面。
ル「あ・・・あのときは・・・/////」
イ「言ってみろ、名前」
ル「う・・・・イ・・・イーディス・・・」
イ「聞こえないぞ」ニヤニヤ
ル(からかってるのね???)
でも名前を呼ぶとその人をもっと近い存在に感じる・・・イーディスだって、名前を知る前は高い座に君臨する遠い存在だった・・・
ル「いーでぃす・・・」
イ「ルピア・・・」
名前を呼び合いキスをする2人。
「・・・ん・・・はぁ・・・はぁ・・・」
イーディスを愛してる。そして同じだけ愛されたい・・・
でも家族に会いたいとも思うルピア
自分勝手な矛盾だな・・とヒエロスに言われたことを思い出すルピア。
はぁと満足そうに息をつくイーディス。
イ「お前をこう抱きしめているとこんなに穏やかな気持ちになるものなのだな」
ル「私も好きです」
イ「お前はもう俺から逃げられない。嫌だと言っても無駄だ。例え死んでも離さない」
ベッドシーン入ります♥♥
ル「イーディス・・・イーディス・・・あっ・・・」
・・・大丈夫・・・私はこれを、宝物にできる・・・
次の日、ベッドに裸で眠る無防備なイーディスを残し、支度をして出るルピア
(ごめんなさい・・・愛しています・・・)
●感想
おお 遂にイーディスとのベッドシーン!!
一瞬だけど!!!
まあ、「俺からは逃げられないと言っただろう」とかなんとか言って助けに、迎えに来てくれるに違いない。
楽しみにしてます魔王様!!