宮に咲くは毒の華
49話 ネタバレ 感想
原作/テル
ピッコマにて3話まで無料配信中。
(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝のお飾りの妻
太后
◆明帝の息子(銀の王)
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆銀の従属国の姫
悠悠 ゆうゆう
(雪蘭 せつらん)
◆小華の異母姉妹
敏
◆伊月
妲己の侍女だったが
今は雪蘭の侍女
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●49話 ネタバレあらすじ
「顔を上げなさい」
腹の底から絞り出すような暗い声を発する妲己。
頬や服には雪蘭の返り血が。
「妲己様・・・」
(人をぶって、相手の返り血が自分に飛んでくるって…どんだけ殴ったらそうなるんだよ)
服もボロボロで、血が出て腫れあがる頬を手でかばう雪蘭。
バチンッ
尚も叩く妲己。
妲己「また言えば良いわ。今回も陛下に泣きつきなさいよ」
ブルブル震える雪蘭に言い放つ妲己。
妲己「よくも嘘をついたわね」
「百姓のため?国民のためだって?
この恥知らず!!お高く止まっておきながら
結局、最初からこれが目的だったのね!!
私を欺き言に抱かれることが!!」
バシッバシッ
自身も荒く息をしながら、雪蘭の胸倉を掴んで叩きまくる妲己。
妲己「この10年間どれだけ頑張っても1度も足を踏み入れられなかった場所なのよ・・・
倒れて気を失ったって聞いてやっと勇気を出して行ったのに・・・」
茫然とする雪蘭。
妲己「なのに・・・よくも・・・あんたなんかが!!!」
ああ・・・どうしてかしら・・・と雪蘭は思う。
・・・こんなにも残酷で恐ろしい女性が
今にも私を裂き殺しそうなこの凶暴な女性が
どうして幼い子供のような顔をしているの?
なぜ、母親を失ったような顔をしているの・・・?
最も大切なものを奪われたような・・・
誰かをひっそりと愛するということだけでも、罪になるということ・・・
誰かを傷つけることになるなんて・・・
私はなんてことをしたのかしら・・・
パッと雪蘭の服を離す妲己。
その場に座り込む雪蘭。
踵を返して部屋を後にする妲己。
自分の住まいに戻る途中、妲己を探していた杏に出会い、
杏「どこに行っておられたんですか!探しました!!!」
「ひぇ!!この顔は一体・・・!!どうして血が!!」
焦る杏を無視して「敏の所に行く」とだけ言う妲己。
しかし、言の後をついて外に出て行方をくらませたあの件以来、陛下の許しなくば妲己は外出できないようになっていた。門番に聞いてどこかへ向かう妲己。
**
雪蘭の容体を臣下から聞く言。
臣下「それで雪蘭姫は4日も寝込んだままです。どれほどの力でぶたれればあんな顔になるのか・・・」
話を聞いて、震えながら膝を握り締める言。
ーー私が何を言おうとどんな罰を与えてもお前は好き放題するのだな
(ここの言、かっこいいです。見た目が。)
頭を抱える言は、「お前の心の中には私もいないのか・・・」とため息をつく。
言「私も・・・」
宮の庭で、妲己が4日も壁だけみて一言も口をきかずに過ごしていると侍女たちが噂している。
・・・妲己は例の掛け軸の前で微動だにせず座っている。
侍女A「地方の諸侯がみんな出席する大宴会前で宮中、大騒ぎだってのに私たちだけなんで?」
B「杏!なんとかしてみてよ!!」
C「麗妃殿の侍女、うざいったらないんだから」
杏「うーん・・・」
侍女たちの話を受けて妲己のところに顔を出す杏。
妲己はやっと口を開き、杏に命令する。
「バレたら私もあんたも終わりの仕事を与えるわ」
だから絶対にバレないよう気を付けるのよ。
●49話 感想
お前の心の中に私もいないのか・・・
「私も・・・」って言。
「俺だってお前のことなんか、好きじゃねんだよゴラァ」言いながらやっぱ気になるってことで良いんでしょうか。
感想の続きは長くなったので分けます。
読みたい方のみどうぞ。