宮に咲くは毒の華
45話 ネタバレ 感想
原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝のお飾りの妻
太后
◆明帝の息子(銀の王)
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆銀の従属国の姫
悠悠 ゆうゆう
(雪蘭 せつらん)
◆小華の異母姉妹
敏
◆伊月
妲己の侍女だったが
今は雪蘭の侍女
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●48話 ネタバレあらすじ
雪蘭は、眠った言にそっと語りかけていた
「あの日月明かりの下ですれ違ったあなたの姿に
狂ったようにドキドキしました
心臓が飛び出そうなくらい・・・
名前を伝えるとき唇がどれほど震えていたか・・・
何年も何度も思いました
雪のように舞う花弁と白い月 そしてあなた・・・」
それに言が答えるようつぶやく
言「梨の花・・・」
「梨の花が舞っている・・・」
雪蘭「気が、つかれましたか?」
ガシッと雪蘭の腕を掴む言。
「雪蘭・・・?」
どきどき・・・
雪蘭「はい・・・」
「静かにしないか、そなたの声で目が覚めた」にっこり
雪蘭「はい・・・もう少しお休みください////」
また眠りに落ちる言。
・・・梨の花・・・
梨の花が舞う夢の中で誰だか分からない女の子を追いかける言。
待ってくれ・・・
誰なんだ・・・
顔を見せてくれ・・・
どうしてこんなに胸が痛いのだ?
梨のような可憐さ・・・
言が焦がれ、後を追うその少女の影は小華だけれど、それには気付かない。
自分の体もまだ回復しないまま妲己が言の噂をきき見舞いにやってくる。
ちょうど雪蘭が帰った後で良かったと、内官は胸をなでおろす。
妲己「言・・・無事でなによりです」
寝台に寝ている言に語りかけるが、眠ったままの言。
「・・・こうなっていたんですね・・・いつも私に毒を吐く唇・・・
いつも私を睨んでいる目・・・
髪は本当に柔らかいですね・・・それにすき通った白い肌」
頬に手をやると、言が「梨の花・・・」と寝言を口にする。
言「君は・・・梨の花のように美しい・・・」
妲己はフフと微笑ましく思いながら「梨の花じゃなくて、毒の華でしょう」と返す。
しかし、言の口から「悠悠・・・」という名前が発せられ、手が震え出す妲己。
言「・・・!!」
言が目覚めると、冷やかな表情の妲己が立っている。
言「ここでなにをしている」
妲己「分かりませんか。看病しているんですよ」
言「雪蘭はどうした?また何かして追い出したのか?」
がばっと起き上る言
妲己「夢をみられたようですね、今まで陛下の側にいたのは私です」ニヤり
言「・・・なに?」
キッと妲己を睨む言
言「今度は何をたくらんでいる!?さっき雪蘭の顔を見ていなければその言葉に騙されていたわ!顔も見たくない!」
「出て行け!」
その言葉に部屋を後にする妲己。
「さっき雪蘭が来ていたの?」と内官に確認する。
内官「はい・・・太こう様がお連れになられまして・・・」
妲己の顔が曇る。
***
杏が祖西の銀髪の護衛(名前忘れた)を捕まえて話をしている
杏「オホン 待ちなさい。祖西の護衛でしょう?妲己様が閉じ込められている間にお宅のお姫様がずいぶん、楽しまれたようだけど、」
銀髪「無礼です、言葉を慎まれよ」
杏「無礼?クスッ 妲己様の警告を無視するんじゃない、大切な姫様を守りたければ一瞬たりとも目を離すな」
銀髪「なに・・・」
(姫様・・・!!)
その頃、妲己は、包帯を巻いた手で、自分の血なのか相手(たぶん雪蘭)の血なのか…血をボタボタ滴らせながら誰か黒髪の女を叩いている。
女「妲己さま・・・」
●48話 感想
「梨の花が舞っている・・・雪蘭・・・?」
っておーい
そこで呼ぶ名前は雪蘭じゃなくて「小華・・・」でしょう
とツッコんだ人、私も同感です。
”ああ、そうか、陛下も妲己様のことが好きなんだ・・・”と雪蘭を絶望させてやってくれ。
ラストで雪蘭と言が上手くいくなんてさすがに無いと思いますからね、雪蘭に気があるふりをすることだって、失礼だよ。
妲己と結局上手くいかずに雪蘭と幸せになる…なんてそんなラストでも良いんですけどね。
もう今は「何でも良い」っていう境地だから、どうなっても良い。
人はずっと怒ってるのは無理なんだ。
だから雪蘭が言の側にいても苛立ちもしませんわ。
逆に妲己が「良い子ぶりっこの雪蘭」をぶってても、スッキリもしません。
前の前の回だったか、コメントくださった方の言った通り…早速、言が寝込んでるの良いことに、雪蘭は妲己に報復されてる模様。
言が知ったらまた怒るんだ・・・そんで妲己はまた傷つくんだ…。
ループしてる・・・あれ、「ループもの」ってこういう時に使うんだっけ。(嫌みです)