宮に咲くは毒の華

45話 ネタバレ 感想

 

 

 

 

原作/テル

ピッコマにて3話まで無料配信中。

(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)

 

 

国・・・銀の国

[登場人物]

◆14代王(天子)

 陳 明帝 ちん めいてい

◆明帝の妻?

 太后

◆明帝の息子 

 言 げん

◆白 小華 

 はく しょうか

 (妲己 だっき)

◆小華の父

 白 秀英 はく しゅうえい

◆明帝の臣下?

緋温 ひおん

◆従属国の姫?

 悠悠 ゆうゆう

◆小華の異母姉妹?

 敏

◆妲己の侍女だが

 今は雪蘭の侍女

 雪蘭 せつらん

 

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●46話 ネタバレあらすじ

 

言「どういうことだ??」

 

杏「!!!・・・へ・・・陛下!!」

 

腰を抜かして座り込む杏に迫る言。

 

言「けがでもしたのか?」

 

杏「息がまともにできなくて・・・」

 

薬師(医者?)「恐れ入ります陛下・・・妲己様は以前にも同じ症状で薬を処方したことがございます。その時と同じなら癇癪を起して呼吸混乱を伴っている様子です」

 

言「前にも同じことがあっただと?なぜ今まで報告しなかった?」

 

杏「確かに申し上げました」

 

ブルブル震える杏。

 

言「嘘をつくな!聞いた覚えはない!」

 

妲己殿に行くぞ!!と息まいて踵を返す言。付いていく医師。

 

 

 

 

 

杏は、間違いなく報告したのに・・・と不思議に思いながら付いていく。

 

 

 

・・・・

 

 

 

杏は、あのときの夜を思いだしていた。

 

「待たずに戻りなさい、また許可なく東宮に入って叱られたらどうするんです。」

 

という声が聞こえた。

 

扉を閉めて東宮から出る妲己を見た杏。

 

それから魂の抜けた様子で戻ってこられてすごく苦しんでた。

 

 

 

杏(うーん・・・確かに言ったって言い張ることもできないし・・・)

 

 

 

ガラッ

 

扉を開け、スタスタと中に入る言。

 

妲己は寝台で体を起こし、ハァハァと荒い息をしている。

 

言「!!!」

 

胸や手が傷だらけの妲己を見て絶句する言。

 

言「これは・・・私の知る小華ではない・・・」

 

言はその姿にムッとして、妲己の手を握り叫ぶ。

 

言「何をしている!!私が厳しくするといつもこうだ!十倍、百倍にして返す!!」

 

「何をしておる!早く診察しないか!!」

 

連れてきた医師を睨みつける言。

 

 

妲己の脈をとったり、傷をみたりした医師は、杏にいつごろからこの症状か尋ねる。

 

医師「七日前からといったな?」

 

杏「はい」

 

言「なに?七日も前からだと?あんなになるまで隠していたのか??」

 

杏「そ・・・その・・・」

 

また慌てる杏。

 

医師「陛下、お静かに。妲己様には安静が必要です。」

 

言「・・・。」

 

 

 

 

 

医師は頭を抱えた。

 

医師「・・・やはりあの時と同じですね。脈も乱れています。」

 

「妲己様の場合、日増しに気力が弱っているせいで呼吸困難を伴っているのでしょう、しかし根本的な原因を取り除かない以上、いつでも再発するので・・・経過をみるしかありません。」

 

医師は、薬を処方しておきますと言って礼をとり、下がった。

 

言は冷たい目で、ぼーっとした妲己をみる。

 

言「・・・今回も私が負けだ。お前のその根性にはお手上げだ。王妃に冊封されればこんなことをする必要もなくなるだろう。お前の勝ちだ。」

 

その言葉に妲己は目を見開き、首を振るが、声が出ない。

 

言「王妃の座は目の前・・・身体を労れ。」

 

言い残して部屋を出ようとする言だが、声が出ない妲己。

 

妲己(違う・・・声が・・・出ない・・・違うのに!!!)

 

しっかり看病しろ、と杏に声をかけて部屋を出る言。

 

王妃の座じゃない!!!言がいないなら王妃なんて意味がない!!と愕然とする妲己だが・・・声が出なかった。

 

 

 

 

 

**

 

 

 

 

杏「妲己様・・・お薬です。口を開けてください。」

 

献身的に妲己の面倒をみる杏。薬を飲ませようとしている。

 

妲己「よくも・・・あの女が私に・・・かわいそうって言った」

 

許さない・・・私をそんな目で見るなんて・・・

 

杏「妲己さま・・・」

 

妲己「私のせいじゃない・・・」

 

杏「はい・・・」

 

妲己様「私は悪くないのに・・・」

 

杏「そうです、妲己様は悪くありません・・・」

 

妲己「でも言は・・・聞かなかった、どうしてって」

 

なにも・・・一度も聞かなかった。ただお前が悪いって怒るだけ。

 

いつも私にだけ怒る・・・

 

 

 

 

街では、遂に町民の慕う太志のご息女が王妃になられるという噂で賑わっている。

 

町民A「太師に似てきっと素晴らしい人柄をしているでしょう」

 

B「善良で賢明な王と王妃だなんてこの国は幸せだ」

 

 

 

 

 

 

その頃、太こう殿

 

 

太こう「あの女狐が王妃になるのか」

 

雪蘭「そのようなお言葉は少し・・・」

 

「陛下は賢明な方・・・その陛下が決められたことなら間違いはなく正しい選択でしょう」

 

太こう「そうではない。陛下も仕方なくそうしたのだ。」

 

「先代の決定だろう。だからそうするしかなかったはずなのだ。それに太師を無視するわけにもいかぬ。」

 

「フフッ・・・知っているか?陛下は今まで一度も妲己を抱いたことがないのだ。」

 

ニヤリと底意地の悪い笑みを浮かべる太こう。

 

雪蘭「・・・・!!!」

 

太こう「それがどういう意味か分かるだろう?陛下は妲己を拒否している。」

 

 

決して女として側に置こうとしないのだ。

 

 

 

 

 

 

●46話 感想


えーと、あたし生理前だっけ。

 

久しぶりに、もう読みたくないと思った。

 

感想は長くなるので記事を分けます。読みたい方のみどうぞ。