今更ですが、まだハマってますよ。
【BLノベル】
夜の帳儚き柔肌
この主人公がまあ、自信の無い儚い感じで、「この美人ばかりの店においては可愛くない方なんだけど、世間的には十分可愛い」というのがよく分かって、素晴らしくおいしい。
若様の王道爽やかSイケメンぶりが、もう、本当にご馳走様ですとしか言えん。
シンデレラストーリーの最高峰!(とか勝手に言うけど。いや、ほんと。)
それにしても、
これBLなんだけど、主人公が「女子」すぎて、話の全てが少女漫画の展開だから、BLっての忘れて読んでんだ。
(文句ではないです。そういうとこ含めて楽しんでるから大丈夫です。)
何なら、濡れ場でモノが出てきても、うっすらとしかオトコを感じないんだけど
だけど
若様(28)が一人称「私」と上品に自分を呼ぶのに対し、可愛い主人公(19)が「俺」と呼ぶところにはいつも、はっとさせられる。
ああ、「俺」って言うんだ……。
そういや、男だったこの妓……。
その度に、ピシャーんと雷に打たれてます。
鈴木先生、これ続編書いてくれんかな。年月経っても色褪せない作品よ。ありがとうございました。
花丸文庫、倒産したのよね...あーなんてこと。