転生したら王女様になりました
111話 112話 113話 感想
ビチュ/DCC/ピッコマ
ネタバレを含みます。
○111話
サンヒを連れて帰れなかったことを「申し訳ございません」とフードを被った上司らしき人物に謝る”謎の男”。
サンヒたちを襲った男は、新たな”謎の男”に殺されそうになり「コリョの重要な秘密を入手しました」と言う。
その頃、フンサンがまだ一部の者しかできない”ワープ”ができるようになったと悪がきに告げる。
サンヒたちを助けるために今回もワープを使ったという。
俺も使いたいといって、練習し、すぐに少しはできるようになる悪がき。
サンヒは、そんなすごいことができるなんて凄いとフンサンを褒め、機嫌を良くする。
「そんなお父様を・・・いえパパを尊敬しています」
フンサンは喜び勇んでスペシャルナイトと共に国に帰った。
アレックスは今回のフンサンの偉業について、すべて「しばらく”パパ”を聞いてなかったからだろう」と記した。
サンヒ付きの下女が重い荷物を持っていたが、悪がき1号が魔力で軽くしてくれたという話を聞き
自分を助けてくれたフンサンや悪がき2号、そして女性の荷物の心配をした悪がき1号のことを思い・・・今日はちょっとかっこいいな、と思うサンヒ。
残りの旅は、「俺のサンヒ」「俺のワン公」と2人のけんかばかりで・・・
○112話
「ケンカをされますと心が痛いです・・・」と言って場を収めるサンヒ。
「婚約者のくせにまんまと洗脳されてサンヒを襲ったくせに」と不服そうな悪がき2号
「大切な妹を私に奪われるかもと不安でいらっしゃるのではないですか」と応戦するジンス。
心配するサンヒに気付いたジンスはフィールドを作ってサンヒと2人きりになる。
以前はジンスのフィールドを軽々と突破していた悪がきだが、サンヒが洗脳を解いたときに別の魔力覚醒が起こり、前よりも強くなったジンス。
悪がき2号を凌駕する魔力使いとなったジンス。
「サンヒ、これでやっと謝れる。」
「ジンス・・・」
「タイミングがなくて・・・洗脳されていたときも、自覚はあった。まるで自分がガラスの箱に閉じ込められたみたいで。本当にごめん。俺がサンヒを追いかけると言っておきながら。」
「気にしないで、今は大丈夫なの?」
「うん。今はもう大丈夫、サンヒの力が俺を助けてくれた」
・・・この世に女として生まれ、何もできなかった私が・・・
「サンヒ・・・もう行かなきゃ少し危険な任務になりそうだ。」
「そんな・・・」
「心配しないで。必ず戻ってサンヒと結婚する」
ジンスは、フンサンの命令で、今回の黒幕を付きとめる任務に向かう様子。
ジンスはそうして旅だった。
無事、旅行から帰ったサンヒたちが見たものは・・・
○113話
校内に貼られた紙にむらがる人だかり。背が小さいし前にも行けず全然見えないサンヒ。
クリスが心配して肩車してくれる。
その紙には、
”帝国の敵 ハン・ジンス 上記の者を・・・”
と書かれていた。ジンスが帝国の敵になったことを知り、ショックで倒れるサンヒ。
部屋で寝るサンヒのまわりを心配した悪がき2号がウロウロ。
医師がサンヒの手を握って、驚く。
「これは・・・魔力覚醒の症状です」
「覚醒?女なのに?」
「この症状は覚醒意外に説明できません」
「1次覚醒なら、薬があるだろう?」
「それが・・・男性の場合は覚醒用の鎮痛剤で症状を弱らげられるのですが、魔力のない女性が飲むとどうなるか・・・」
しかし、苦しむサンヒを見て、わるがきが
「俺が絶対に治してやる!!」
とりあえず医者に薬をサンヒに飲ませるよう言う悪がき。
王女とはいえただの女・・・と思いながらも苦しむサンヒに何もできず悔しさで、血が出るほど手を握り締めるナイト。
薬を飲ませると、自分にない魔力を他から吸い取ろうとするサンヒに、悪ガキは自分の魔力を吸わせる。
すると、みるみる吸い取って、あの強力な魔力を持つ悪がき2号の魔力を全て吸いつくしてしまうサンヒ。
「あとは頼んだ」とナイトに告げてぶっ倒れる悪がき2号
○感想
”捨てられた后妃”でも、「パパ」って呼ばせて喜ぶところあるけど・・・韓国では「パパ」呼びは、何か普段は呼ばないけど、呼ばれると親しみが感じられて嬉しい・・・というような感じなのかな?
どんどん男たちが成長していますね。
素晴らしい。
遂にサンヒの魔力が覚醒するんですね、楽しみです。
吸い取られた悪がきの魔力は時間がたてば戻るんでしょうか?
魔力覚醒したサンヒから、また分け与えられるのかな?