マロニエ王国の七人の騎士 3巻

感想 (2) ネタバレあり

 

岩本ナオ/小学館/FCα

 

 

 

 

 

あーもー待ち切れなくて、アトレのベンチで読んだけど、烈しく後悔。夫と一緒に読めばよかった・・・この感動を分かち合いたかった。

 

 

 

●ネタバレありのあらすじと感想

 

○ちょいちょい出てくる「宰相」は、ちょっと曲者っぽい。

 

なんか思惑があるんだろうなあ・・・

「眠くないくん、帰ってきちゃうんですね~・・・」と、眠くないが帰ってくるの残念そう。

 

こいつが、何だかちょっと残念でかわいそうなキャラになってくんだな。

 

臣下に小遣いたくさん渡したりして、分かりやすい「ちょっと悪い人」。この話、ほとんど「ほのぼの」してるので、こういう所でちょっとハラハラしますね。どうなっていくか楽しみです。

 

○マロニエの姫さまは、

相変わらずリスちゃんを追いかける。

今回の出演は一瞬でした。

やぱ、マロニエのお姫様だから、「寒がり」の話がメインで、こうやって最後までひっぱるのかな・・・

寒がり、良いやつだからどうなるか超楽しみ!!!

 

*1巻での「なかった・・・??」事件について

恥ずかしながら最初、何が「なかった」のかさっぱり分からず・・・

夫に聞いて・・・

「え・・・○○ちゃん(筆者)ほんとに分からないの?」って言われて・・・

それでも分からず・・・

 

何回も何回も読み返して

 

やっと・・・

 

「あああ・・・”何がない”って!!ナニがね!!!」ってなった。

 

理解力以前に・・・コマを適当に読みすぎてた。

「~伯のムスコが・・・」って言ってるもんね。

 

 

○帰ってきたエリーたち

 

乳母さまに「お前、よその国で大立ち回りしてないだろうね」って言われて

「いやーそんな・・・してな・・・」とすっとボケるエリーの後ろで、顔を反らす臣下たちに、激怒する乳母。

笑える・・・かわいいいいい!!!!!

ほのぼのエピソード最高です。

 

 

○5日後の結婚式に向けて

ドレスを試着していたエリーの目の前にリスが通り過ぎる。

あ・・・謎の少年がリスについて何か言ってた・・・あのリスか?と思いドレスを着たままリスに付いていくエリー。

 

たどり着いたのはペレグリナス(7人の父)が住んでいた塔。

 

ペレグリナスが寝ていた塔のてっぺんの部屋に辿りつくと・・・

 

誰もいないベッドのまわりにさまざまな動物たちが集う光景が広がっている。

 

”エレオノーラ・・・そこでクルッと・・・回ってみせてくれないか”

 

乳母が、バリバラの着飾った姿をペレグリナスも見たかっただろうと言っていたことを思い出すエリー。

 

「いいよ」

 

 

 

 

 

うきゃああああああああああああ

 

あああああああああああああ!!!!

 

 

ここ、キレイすぎて、可愛すぎて・・・もう可愛い!!!

可愛いが溢れてくる!!!!

 

エリー!!!も王族なの??分からんけど、風格ありマス!!!

なんてキレイなんだ!!!

 

よく惚れたの”眠くない”だけだったな!!

こんなのあと2人くらいは「エリーいいなあ”って思っちゃいそうだけど・・・眠くないの執念が強すぎて皆は眼中ないまま来れたのか。

 

 

 

 

そんでいなくなったエリーを探して眠くないがやってきて・・・

 

・・・今、今言わなきゃ・・・

 

 

 

「眠くない、先に言って」

 

「喜んで。大好きだよ、エリー」

 

 

 

 

うきゃあああああああああああ

 

死んだ・・・・死んだよ私は。

 

ご臨終です。

 

ここ、最高のご馳走です!!!!

 

陳健一の中華です!!

ポールボキューズのフレンチです!!!

チョモランマ!!!富士山!!!

シュールストレミング!!!

白井健三!!!

イチロー!!!

泳げタイヤキくん!!

銀座!!!秦の始皇帝!!

 

(訳:言葉にできない。)

 

 

 

 

はくあい「眠くないが、城代にエリート結婚しなきゃ死ぬって言ってた。狂気を感じる」

 

つるぎじまん「凶器?」

 

 

 

 

●感想

 

死にました。あたし、殺されました。

 

この1冊だけで1週間はオカズいらね。

 

はあああああん・・・この時代に生まれて良かった。

 

神様ありがとうございます!!!

 

 

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