転生したら王女様になりました 感想

ビチュ/イジェヤ/DCC/キム・レクナ

ピッコマにて連載中

 

 

 

●95話

 

 

サンヒ(悪がき1号がなぜここに??)

 

びっくりするサンヒ。

ぺこりと頭を下げるフリージア。

 

兄1「おいワン公。」

 

サ「お兄様!どうしてこちらへ!」

 

兄1「そんなことはいい」

 

ファンソンはどこだと聞く悪がき1号に、フリージアが、場所を答える。

 

すたすたとそちらへ歩いて行ってしまう悪がき1号を見送り、今、悪がき2号は会議中だから、まずいんじゃ・・・と心配するサンヒに、知ってていらしたと思うから大丈夫よというフリージア。

 

 

サ(え・・・昨日悪がきが1号と電話してたけど、このことだったの?)

 

サ「ま・・・まさか・・・ww」

 

そんなことでわざわざ来るわけない・・・と思うサンヒだが、フリージアは、「サンヒはお兄様に大切にされているのね」とにこにこしている。

 

 

 

昨日の電話では・・・

 

クリストフリージアに、ウイリアムとハルをこのまま黙って見逃すのか!と詰め寄られたことを悪がき1号に相談した2号。

 

1号「だめだ・・・いくら貴宝の称号を持っているとはいえ、女のことで問題を大きくするわけにはいかない。だが、国の大事な印が押されたノートを盗んだとあれば話は別だろう。学園にその旨、通報しろ」

 

2号「わかった」

 

1号「できるだけ早くな」

 

 

 

そして今・・・

 

おかしなことに、ウイリアムとサンヒが一緒にいると思うと腹がたつのは悪がき1号も同じであった。

 

・・・このような場合は目の前で消してしまうのが1番。

 

貿易会議があるのに、わざわざこのためだけにちょっと抜けてきた悪がきは、ウイリアムたちへの処罰が軽すぎると駄々をこねる悪がき2号の声がする会議室へバーンと登場。

 

1号「この者たちを退学にしてください」

 

ジンス「・・・・!」

 

王家の印が盗まれればどれほど大変なことになるか・・・をとくと説明して、よし退学ね!!と決まったらすぐに帰った悪がき1号。

 

ドルー、クリス、フリージア、2号、皆でウイリアムとハルの退学を喜ぶサンヒ。

 

 

 

終わった・・・と、肩を落とすウイリアムと絶望するハル。

 

親に何とかしてもらおうと電話するウイリアムだが、誰も出ず、その頃、自国はフンサンによって征服されていた。

 

 

 

●96話

 

いきなり宣戦布告もなしにペンリルを攻めたフンサンに、焦って電話をかけるアレックス。

 

ア「せめて一言、私に相談ください。汗」

 

フ「しただろう。親として、心の思うままに行動すればよかったのではなかったのか?」

 

まさか!!あのときのあれ??と、頭を抱えたアレックス。

 

ハルの国、ドレックスもそのまま征服。

 

懲戎委員会を開いたことへの仕返しにしてはやりすぎだし、理解できていない兵士たちに、親ばかなだけだよと教えてあげたいが、それも理解できないだろうと口をつぐむアレックス。これからは何を言うか気をつけなければ・・・と思った。

 

 

 

 

廊下で、ペンリルとドレックスがコリョの手に落ちたことが学校中の噂になっていることを知るサンヒ。

 

なんで征服したんだろ?と気になるサンヒ。

 

ナイトが持ってきたフンサンからの手紙には一言、「叱ってやった」と書かれていて、謎が増すサンヒ。

 

 

●97

 

サンヒへの侮辱はコリョへの侮辱。サンヒを帝国学園に推薦したのは帝国の皇帝だから、サンヒを疑うことは帝国を疑うことになる。そのため、ペンリルとドレックスを征服したと世界に通達したフンサン。

 

結局王女のため?????

 

理解できない臣下たち。

 

 

その情報を受けて帝国の皇帝は、今まで力を見くびっていた他国への牽制と、我が帝国に敬意を表したかったに違いないと解釈して満足。

 

皇帝は、フンサンが従えたペンリルとドレックスを帝国に渡したことで、今回いろいろあった件も全然気にしていない様子。

 

皇帝の臣下は、ペンリルもドレックスも資源の豊富な国だからすぐにささげるには惜しかったはず、コリョは本当に皇帝陛下を尊敬しているのかもしれないと思った。

 

・・・何はともあれ、フンサンは立派な人だ!!

 

完全に騙されている帝国の人たち。

 

 

 

 

 

 

学校では

 

「あれ、あの人だよ」

「フンサンの公式発表信じられない・・・」

「あの女を侮辱すると俺たち酷いめにあう・・・」

 

 

サンヒ「(ぽかーん)・・・」

 

いくら親ばかでも普通戦争とかいきなりしないでしょ・・・根性悪どうしちゃったの???とびびるサンヒ。

 

クリスとフリージアだけが、普通にサンヒが大事にされているってことねと喜んでいる。

 

フリージアは用もないのにサンヒのところに来ては一緒に話したがるほど懐いている始末。

 

サンヒにぶつかった生徒をドンッと逆に押しのけるほどサンヒに傾倒しているドルー。

 

極めつけにクリスが「ここにサンヒを傷つけるものはもういない。ありのままのサンヒで、そろそろもう良いんじゃない?」と笑顔を見せる。

 

ありのままか・・・・と部屋で悩んでいると、窓の外からこんこんと音がした。

 

 

 

窓を開けるとそこには、魔力で浮上してきたジンスが笑顔で登場。

 

 

じ「さんひ」にっこり

 

さ「あっ・・・」

 

じ「さんひ?俺だよ?うーん・・・それじゃあ合言葉は”味噌汁”?」にっこり

 

さ「・・・ん?」

 

 

 

●感想

 

スカッとジャパンもここまで来ると、何も言えねぇ・・・。

 

悪口言われたから家ごと潰した・・・みたいな。

 

まあ本当は「言えごと潰してやりたい」くらい怒ってても、そこまで普通はできませんから、まあ・・・ある意味スカッとなのかな。うーん・・・ちょっとやりすぎでギャグ感が振り切りすぎてて・・・笑えなかった今回は。ギャグなのに。うん。

 

しかも、娘のために親ばかで動いただけなのに、帝国にペンリルを送ることによって帝国との関係も良好に。

 

うーん・・・上手くいきすぎてる。そこは痛快。

 

 

この後ジンスとどうなるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

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