ニンゲンですが魔王に嫁ぐことになりました。

 

 

 

●  59話 あらすじ ネタバレあり

 

遂にこの時がやってきたわ♡

 

イーディスとの熱い夜を思い、歓喜に身体をほてらせるラシャーリン。

 

ラ(ああ、どうかわたしを満たしてくれるモノでありますように)

 

 

イーディスに顔を近づけ誘惑する夢魔(サキュバス)のラシャーリン。

 

無反応なイーディスに焦っているとどんを突き飛ばされる。

 

キャッ

 

イーディスからあふれ出る殺気と魔力に、服と髪の一部が破れるラシャーリン。

 

魔「やはりお前か。分かっていた。」

 

ラ「ま・・・魔王様・・・」

 

ルピアの気配が消えたのは、ラシャーリンの作りだす夢道の中に閉じ込めたからではないか?と脅すイーディス。

 

尚も私は知りませんとしらを切るラシャーリンをまたもや魔力で傷をつける。

 

魔「勘違いするなよ。お前を皆の前で殺していないのはロイドウィン(兄)に対するせめてもの配慮だ。仮にも血を分けた兄弟だからな。」

 

ーーーそれは、つまり最初から私を殺すつもりで・・・

 

私を殺せば夢道は消え、ルピアも無事ではすまいと言うラシャーリン。

 

だから生かしているのだ、さっさと夢道を案内しろと言うイーディス。

 

 

 

ーーどうして・・・

 

どうしてこんなに怒っていらっしゃるの・・・たかが人間の小娘に・・・!!!

 

 

モクモクと煙を上げる夢動の中に入った2人。

 

ルピアを探すのに腕はいらないだろうと斬り落そうとするイーディスだが、これ以上力を失うと夢道がもたないと言いわけをして逃れるラシャーリン。

 

魔力は使わずに痛めつけてやるとばかり、剣を向けられたラシャーリンは「こんなの納得できない!!」と夢道の黒い壁の中に姿を消した。

 

 

チッと舌打ちするイーディス。

 

 

夢道を破壊するのは簡単だが、この精神世界の夢道を破壊すれば文字通りルピアの身がもたないかもしれないと思いとどまるイーディス。

 

 

消えたラシャーリンはルピアの所に向かい、あいつを殺してやる!!!と憤っている。

 

牢から自力で抜け出したルピアはひょうひょうとしている。

 

ル「私の人生をめちゃめちゃにした魔族を愛することになるなんて・・・魔界にきたばかりのことは考えられなかったけれど・・・」

 

私は確かに魔王様を愛していると認めるルピア。

別に汚らわしくもなんともない。

あなたに会えてそれを認めることができたと感謝するルピア。

 

 

 

 

 

 

● 59話 感想

「どうかわたしを満たしてくれるモノでありますように・・・」

この話はなかなか過激な発言が出てきますね。

 

そういや、何話か忘れたけど、魔王様とえっちしたら、物凄い魔力を受けてニンゲンには耐えられず死んでしまう・・・みたいな話も出てきてたな・・・そういうことを考えるような展開にもなるるのかな。楽しみです。