「宮に咲くは毒の華」
原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝の妻?
皇太后
(今までは皇后と表記)
◆明帝の息子
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆従属国の姫
悠悠 ゆうゆう
(雪蘭 せつらん)
◆小華の異母姉妹?
敏
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以下37話 ネタバレ 感想です。
歩いてきた3人の若い女官のうち、一人呼びだした女官をジロジロと見て、ずいぶん整った顔をしていると思う妲己。
ーーこの子は、言の目を引くに違いない・・・
女官の顎をくいと持ち上げる妲己
妲己「ここにきてどれくらい?」
女官「あ・・・」
妲己「ここで生き残る方法を教えてあげる。気をつけることよ、注意に注意を重ねなさい。常に注意してこそ災いを避けられる」
女官「はい・・・肝に銘じます」
女官の顔をバシッと叩いてその場を後にする妲己。
女官B「大変!!血が!!」
女官C「平気?」
可愛い女官は泣いていたが、妲己は知らん顔で太こう殿へ向かった。
杏「本当に太こう様のところに行くんですか?またあんなことになったら・・・」
妲己「心配しないで。もうあんなことにはならないから」
太こう様に会わせてもらえず取次役の女官に大声で罵倒し、遂に奥から太こうが出てきた。
妲己@「太こうさま、お体の調子はいかがですか?」にっこり
太こう「また私の女官を脅していたのか」
妲己「ご体調を崩していると聞きましたが怒る元気はあるのですね」
妲己「そういえば太こうさま、大切な甥っ子様が官職に就かれるとききました」
太こう「どうしてそれを」
妲己「知らないわけがありませんわ。」
太こう「まさか私を脅そうというのではあるまい!!」
すっと小声になる妲己
妲己「あら、誰かに聞かれてはまずいですわ。太こう様が口ききしたなんて知られては・・・
ところでどうします?厳格な私の父がそのことを知れば黙っていないはず・・・」
太こう「ふざけるな!!陛下にそなたの悪行すべて報告してくれる!!」
妲己「あらどうぞ。私の悪行など誰よりも言が一番よくご存知です。
ですが太こう様が王の側近を決めるときに口利きなんて知られたらどう思われるでしょうか」
太こう「・・・・。」
妲己「では、明日から毎日ご挨拶に伺いますのでよろしくお願いいたします。」
去りゆく妲己に、この悪女め!!!と叫ぶ太こう。
太こう「ああ・・・めまいが!!!」
女官「太こう様!!!しっかり!!!」
杏が妲己に、太こう様がお倒れになりましたと報告。
妲己は、性悪な年増め、自業自得よと意に介せず。
そして妲己が次に向かったのは雪蘭姫の御殿。
杏に一人で中に入って伊月に「私からくすねたものを返しなさい」と伝えるよう命じる。
意気揚々と杏が御殿の中に入ったあと、そとの門番に、ここで膝をつきなさいと命じる妲己。
〈37話 感想〉
37話は言との絡みがほぼないのでネタバレも簡潔にしてますすみません。
もし待ち切れずにポイントでの購入を考えるならば、17話とか36話とか(あとはその前後数話?)おすすめですね。言が妲己を心配している描写が濃いと思います。
ちなみに37話以降しばらく言はデレてません。
言は妲己のこと好きなら早く素直になれば良いものを・・・という感想はもうここで発散させてだいぶ楽になりました。これからも続きを楽しみにしています。
あ、てゆーか。
前回「何かして欲しいことがあれば言え。」って・・・あのとき「抱きしめてください」とか「もっと私を大切になさってくださいませ」とか・・・そういう可愛らしいことなんで言わなかったんだ妲己!!!!!あのときなら言はなんでも言うこと訊いてくれたのに・・・てか泣いてすがったら、側室も全員追い出してくれそう。なのにすれ違うこの2人。だから続きが気になるわけだけども。
お願いだから幸せになってください。