「ニンゲンですが魔王に嫁ぐことになりました」

 

57話 感想

 

 

(ここまでの何となくのあらすじ)

 

魔王様に「これで俺を刺せ」とナイフを渡されるルピア。

 

あなたを殺すなんて!!と驚くルピアですが、魔王は「お前に俺を殺せるとは思っていない」と笑われます。別に殺さずとも、上手く刺せたらルピアを含むニンゲン、全員を人間界へ帰してやると言います。

 

自分と皆、どちらを選ぶか試した魔王様ですが、ルピアは何かもう魔王様のことを好きになってる自分に気づいてナイフを捨てます。

 

「いいのか?」

 

「はい!」

 

これで皆は永遠に人間界に帰る機会をなくした・・・という感じに書かれてましたが、人間界の方でも動いてるようでしたし、またどこかで機会が巡ってくるんでしょうね。その時にどういう結果になるのか楽しみです。

 

 

 

 

さて57話の感想ですが・・・・

 

 

 

 

今ルピアたちは、何でか忘れたけれど魔王城でないお城に来てるんですよね。

 

そこで、ロイの妹ラシャーリンに会うわけですが、ラシャーリンはイーディスのことを明らかに狙っています。

 

遂にルピアを誰にも干渉できない暗闇に閉じ込め、逃げたことにして魔王様を狙うつもりのようです。

 

認められていた使い魔のセイジュンを呼んでも出てこない。縄を解こうとしてもどうにもできないルピアの所にラシャーリンがあらわれます。

 

ラ「思いのほか、お早いお目覚めね」

 

ルピアがいると魔王が見向きもしないから仕方がない、私は欲しいものは何としても手に入れる主義なのだと言うラシャーリン。

 

ル「ふっ・・・私さえいなくなればイーディスを手に入れられるとでも?」

 

強気なルピアに苛立つラシャーリンは、ルピアの頬をバシンッ。

 

ルピアの頬には傷が。しかもラシャーリンの爪には毒が塗られており、1日で死に至るものだとか。

 

「なんで!」と尚も弱みを見せないルピアを足蹴にするラシャーリン。

 

 

(これはルピアにメロメロの魔王様、激怒するでしょうね・・・)

 

 

彼を、イーディスを見つめるルピアの目は、彼を愛している。それが生意気なのよと言いその場を去るラシャーリン。

 

 

 

その頃、皆はルピアがいなくなったと騒いでいましたが、ラシャーリンがあらわれ、「逃げたんでしょう。ニンゲンなんてそんなもの」と笑います。

 

 

そこへピリピリした魔王様登場です。

 

ロイたちはみなザッと跪き、あーあ、と思います。

 

ラシャーリンのやつ、やってくれたな

 

今の王は間違いなく、お怒りでいらっしゃる・・・

 

 

 

お怒りでいらっしゃる・・・と序列上位の方たちも焦っているようですが、魔王様、怒ってこのお城をふっ飛ばしたりくらいはするのかな。そこは詳しく書かれないのかな。

 

次回、怒ってる描写があるのか楽しみです。

 

魔王様だけならラシャーリンを殺すだろうけど、ルピアがいれば止めに入る・・・んでしょうね。

ラシャーリンは魔王様から全く相手にされてないから、殺されても生かされてもどっちでも良いですね。元カノとかならちょっとは妬くかもしれんけど、それにしても本当に眼中無いですから全然余裕ですね。

 

そして何より、ルピアを取り戻した安堵感からデレデレの魔王様、はやく見たいですね。