「宮に咲くは毒の華」

原作/テル

ピッコマにて3話まで無料配信中。

(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)

 

 

国・・・銀の国

[登場人物]

◆14代王(天子)

 陳 明帝 ちん めいてい

◆明帝の妻?

 皇太后

(今までは皇后と表記)

◆明帝の息子 

 言 げん

◆白 小華 

 はく しょうか

 (妲己 だっき)

◆小華の父

 白 秀英 はく しゅうえい

◆明帝の臣下?

  緋温 ひおん

◆従属国の姫?

 悠悠 ゆうゆう

◆小華の異母姉妹?

 敏

 

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以下35話 ネタバレ 感想です。

 

 

 

言「妲己を一人にしたということか?」

 

ーー嫌な予感がする・・。

 

言「急ぐぞ!」

 

臣下「はい。」

 

妲己の部屋へ向かう言。

 

妲己殿では、誰も中に入れるなという妲己の命令にて、女官たちも部屋の屋敷の外に控えている。

 

言「何かあったのか?」

 

女官「申し訳ございません。私共を脅すため、自害しようとなさいまして・・・」

 

言「なに・・・」

 

ーーなんて女だ・・。

 

言が部屋を開けるとそこに妲己はおらず、また慌てて臣下に探させる言。

 

言『謝罪はもういい!!はやく探せ!!」

 

ーー昔から人を困らせるのが得意なのは変わらないな・・・

 

けしからん・・

 

いつもそうだ・・

 

私が望まない選択

 

望まない行動・・・

 

 

言は、まだ若い妲己が別の男の子と一緒にいるところを目撃した現場を思い出していた。

 

 

ーー常に探させ・・私を怒らせる・・

 

 

ふと部屋の奥から妲己があらわれる。

 

どこに行っていたのだと怒る言だが、眠れないので・・・と言いながらぼーっとしている妲己。

 

宮の外であんなめにあったのにまだウロウロしているのかと激怒する言

 

言「寝ろ!!」

 

妲己「寝られません」

 

妲己のいつもとは違う弱った姿にいつになく優しくなる言。妲己のことを小華と呼ぶ。

 

言「小華・・・」

 

妲己の顎に手を添え、顔を上げさせる言。

 

ーーこんな目は見たことがない

 

ーーいつもの私を睨む不満と欲望に満ちた目とは違う

 

ーー何かが抜けたような・・

 

言「小華」

 

妲己「はい」

 

言「横になれ」

 

妲己「陛下が出て行かれたら横になります」

 

・・・。

 

言「分かった出ていく。」

 

言が出て行って、どさっと寝台に座る妲己。

 

横になったらねてしまう。寝ていたら今、言に身体をみられたかもしれないと、心底安心する妲己。

 

うつらうつらして、眠気が襲い、このまま眠ってしまうわけにはいかないと思い、近くにあった花瓶を割る妲己。

 

ーー身体も心もくたびれたとき決まってみる悪夢。この世にたった一人になったあのときの恐ろしい夢。

 

妲己「銀の国の王妃が夢と現実の区別もつかないでパニックになったら当然、お父様の立場もあやうくなってしまう・・・」

 

 

ガチャン

 

 

花瓶の割れる音に驚き、言が戻ってきた。

 

言「妲己・・・・!!!」

 

手から血を流し、弱った妲己を見て言は・・・

 

 

 

 

 

〈35話 感想〉

 

あの若い男の子が誰かは分かりませんが・・・そういや大人になった緋温は出てこないな。どこに行ったのか気になりますね。別に良いけど、もう明帝とか全然出てこないしな。